Skip to main content

家族構成: ご夫婦+猫1匹 所在地: 千葉県柏市
専有面積: 99.95㎡ 間取り: 4LDK→3LDK
竣工: 2017年12月 築年月: 1999年2月

 

 

ツバメクリエイツで理想の住まいを手に入れたお客様のお住まいを訪問する企画「ツバメのせんぱい」。
今回は、2017年12月に千葉県柏市で中古マンションを購入・リノベーションされたH様ご家族のご自宅におじゃましてまいりましたー!

ダークブラウンの床が空間を引き締める。キッチン奥に見えるターコイズブルーが映える。

(ツバメ)まずはじめに、物件購入のきっかけについて教えてください。
(ご主人)これまで9年間は、賃貸物件に住んでいたんですが、結婚を機に物件の購入を決めました。人生の節目でもあると思ったので。笑
(ツバメ)節目、ですよね。笑
結婚や出産、お子さまの進学などライフステージの変化がきっかけとなって物件を購入される方が多いですね。
ライフステージが変わる時って、今後の「住まい方」や「暮らし方」について、深く考えるきっかけになるんだと思うんです。みなさん一緒ですね。笑

アンティークの照明もすんなり空間に馴染む。

(ツバメ)さて、こちらの理想のお住まいですが、出会うまでに時間はかかったのでしょうか?
(奥さま)物件探しの期間は、だいたい2ヶ月くらいでした。インターネットなどで色々と物件を探して、実際に内見に行ったのは3,4件だったと思います。
もともと猫を飼っていたので、ペット飼育可能な物件を探すのに少し苦労しましたね。ペットが飼える物件が少なかったので。
(ツバメ)確かにペットが飼える物件となると、数は制限されますよね。ペット飼育に関しては、マンションの管理規約でルールが決められているので、購入の際は、そういった部分も確認する必要がありますね。種類や大きさなどが決められていることもあるので。

この子も理想の住まいに出会えたようです。笑

(ツバメ)物件を選ぶ際のポイントなどはあったのでしょうか?
(奥さま)まず第1は、ペット飼育可能な物件であること。
それから、2人とも都内勤務で電車通勤なので、駅から歩いて10分圏内というのはありました。
あとは、常磐線沿線がいいというのもありました。お互いの実家がこの辺りなので。笑
(ツバメ)「常磐線沿線で、お二人の実家の近く」とエリアもある程度絞られていたのですね。
地縁のある場所や馴染みのある場所だと、具体的な生活のイメージがもてるので良いですね!
(ご主人)そうなんです。柏には友人も多くて、馴染みのある街だったんですよ。
やっぱり住む場所をどれだけ好きになれるかというのも大事なポイントだと思いますね!

アパレル関係のお仕事をされている奥さま。お部屋には可愛らしい洋服などのアイテムが多数。

(ツバメ)こちらのお部屋はメゾネット(2層)タイプのお部屋ですが、メゾネットが良かったというこだわりはあったんですか?
(奥さま)いえ、特に。笑
気に入った物件が、結果、メゾネットだったということです。笑
今は下の階は、あまり実用的に使えていないのですが、おまけが付いてきた感じで良かったなと。
メゾネットにはこだわりはなかったんですが、リビングの空間を広くとりたいというのはありました。
もともと、階段の横に収納があったんですけど、空間の抜け感を出したかったので撤去してもらいました。
結果的に、すごく広がりのあるリビングになったので、満足しています。

室内に置かれたトーキョーバイクがなんとも自然。リノベ前はここに収納があり、取り除くことで開放的な空間に。


下階の部屋へと続く階段。

(ツバメ)「マンション」と「戸建て」どちらにするか。この永遠のテーマ(笑)で迷いはありませんでしたか?
(奥さま)ありませんでした!笑
もともと戸建ては考えてなかったですね。階段がちょっとね、、、という話をしていて。
結果的にメゾネットのマンションで階段がある家になっちゃったんですけどね。笑
(ツバメ)笑。回り回ってってことですね。笑
これもご縁なんだと思います。笑
メゾネットタイプのメリットとしては、上の階と下の階で空間を分けられるというのがありますよね。
例えば、「上の階はオープンに。下の階はクローズに。」みたいな形で空間の質を分けてしまうような。
(ご主人)そうですね。下の階は今はちょっと物置のようになっているのですが、落ち着いたらちゃんとした部屋として活用したいと思っています。笑

洋室の一部を削り、土間スペースを捻出。玄関を開けて広々とした空間があると開放感が感じられる。

(ツバメ)ツバメクリエイツを選んでいただいた決め手はどこだったのでしょうか?
(奥さま)実は、ちょっと色々と訳ありでして。。。
(ツバメ)そうなんですか?
(奥さま)はい。。私たちは、最初、他の会社にリノベーション工事をお願いしていたんです。不動産を購入した会社からの紹介でした。
そこの会社の担当の方はとても良い方で、対応も良くしていただいてたんです。
ただ、「リノベーション」というものにあまり慣れていないようで、私たちも必死で勉強して、自分たちが良いと思う材料や建具を選んでいったんです。
(ご主人)結構僕たちも頑張りました。笑
ただそれだと、部分部分のディテールのイメージは湧くんですが、空間の全体的なイメージやリノベの完成形、暮らしのイメージが湧いてこなかったんです。

水回りのディテールにも妥協せず。

(奥さま)全体的なイメージや完成後の生活のイメージが湧かないってことが、少しもやもやしていて。。。
ある時、ドアについて色々調べていた時があって、その時に、あるリノベ雑誌を見ていたんです。
その本に、ツバメクリエイツの施工事例と会社紹介が掲載されていて、「気になるからちょっと話を聞いてみよう!」となったのが、ツバメさんとの最初の出会いでした。
(ご主人)実際にお会いして感じたのは、フィーリングって大事だなってことです。
話をするなかで、共通のイメージだったり、共通の言語だったり。そういうのがスムーズに伝わったので、もやもやしていた全体のイメージがどんどんクリアになっていって。そういう部分がとても合っていたので、何事も安心して任せられると思ったんです。

きっとみんなこんな雰囲気が好き。

(ツバメ)いやぁ。本当に嬉しいお言葉、ありがとうございます。照
お二人がおっしゃるように、私たちもフィーリングはとても大事にしています。
お客さまと私たちの価値観、感覚が近ければ近いほど良い仕事ができるとも思っています。
これまでご依頼いただいたお客さま、みんな雰囲気が似てるんですよ。笑
不思議なことに。笑
価値観が似てるから雰囲気も似てるのは当たり前なのかもしれませんが。笑

一つ一つのデザインを積み重ね、全体としてまとまりのある空間に。

(ツバメ)今回のリノベで特にこだわったポイントはありますか?
(奥さま)床です!床の色にこだわりました!
私たち、古いものや昔のものが大好きなんです。アンティークなものだったり、ヴィンテージなものだったり。
洋服も古着が好きですし、インテリアも新品というよりはアンティーク、ヴィンテージなものを選びますし。
なので、床もそういった自分たちの趣味に近いような床にしたいというのがありました。
リノベ物件でよく見る無垢床って明るめの色味、ナチュラルな素材感の床が多いと思うんですよね。
私たちは、それじゃないねって。もうちょっと深みのある色味で、落ち着いた雰囲気が良いよねという話はしていました。
実際に床材のサンプルを色々と見ながら最終的に2人のイメージに近い「アカシア」に決めました。

インテリアにもよく馴染んでいる床材。時間を経て、より味わいのある床になる。

(ツバメ)その感覚、とてもよく分かります。僕もお二人の嗜好に近いです。笑
新品には出せない味だったり、落ち着きだったり、古いものにしかない魅力ってありますよね。
そういった雰囲気をうまく出してあげると落ち着きのあるゆったりできる空間になるんだと思います。

無造作に置かれたインテリアが、まったく違和感なく馴染む。

(ツバメ)古いものを直して使う感覚は、今回のお部屋のリノベにも通じるものがあると思います。もともとリノベしたいというお気持ちはあったのですか?
(奥さま)なんとなくリノベなんだろうなぁ。という風に思っていたんですが、新築物件も何件か見に行きました。ただ、すごくラグジュアリー過ぎて。。。非日常的過ぎるというか。。。
持っているインテリアや自分たちのファッション、価値観ともあまりにも合わないなと。
それから、どこか無機質というか温かみがあまり感じられなくて。「住む」空間としてあまり好きになれなかったんです。

ずっと過ごす場所だから、「住む」空間づくりにこだわりたい。

(ご主人)金額的なメリットも「中古+リノベ」の方が断然ありました。「中古+リノベ」の方が新築物件を購入するよりも700万円くらい安く済みました。
安い上に、自分たちの理想的な空間を作れるなら、間違いなくリノベでしょ!という結論になりましたね。
(ツバメ)新築物件の場合、お部屋の中というよりもエントランスや共用施設などの共用部のラグジュアリーさに力が入っているイメージがありますよね。笑
僕らが求めているのは、そこじゃないよ!と。笑
長い時間を過ごすのは、室内なので、室内の空間をどう自分たちの理想の空間にするのかってかなり大事だと思います。
それが実現できて、お金的にも安く済むなら、迷わずにこっちですよね!笑

リノベの楽しさを知っちゃったら、そりゃもう戻れません。笑

(ツバメ)理想のお住まいを手に入れたお二人ですが、お二人のお気に入りポイントを教えてください!
(ご主人)僕は、リビングですね!このソファに座って過ごす時間が一番好きです。

(インタビュー中に、愛猫がするっとソファに。)

ソファがお気に入りの場所。笑

(ご主人)この子もここがお気に入りなんです。笑
ここにいるとキッチンで料理している妻のことも視界に入るし、部屋全体が見渡せて良いんです。
(奥さま)私は、このキッチンカウンターが気に入ってます!
もともと理想としていた外国のキッチンがあったんです。そのイメージを実現したいと思って、こんなイメージでって写真を共有したら、「これでどうでしょうか?」と提案してくれたんです。
それが、この可愛いタイルのカウンターキッチンで。「いいね!」となり、、、今に至ります。笑

奥さまこだわりのタイル。色味と質感がso good.

(奥さま)それから、カウンターの抜け感もすごく気に入っています。以前住んでいた家のキッチンが暗くてとても閉塞感があったんです。なので、そういうキッチンは嫌だなというのがありました。
この物件は、もともとは吊り戸棚があって、閉塞感があったんですが、それを全部取り払ってもらって、この抜け感のあるキッチンになったんです。
こうやってリビングでくつろぐ主人とコミュニケーションが取れるようになったんで、このキッチンにして良かったなと思っています。

既存の吊り戸棚を撤去し、オープンなキッチンに。

(ツバメ)最後に、ツバメの先輩であるお二人からツバメの後輩の皆さまへ一言いただけますか?
(奥さま)私たちがツバメさんにリノベをお願いしたタイミングは、物件購入後だったんで、この物件ありきでリノベをお願いしたんですけど、欲を言えば、物件探しの段階から相談したかったなと。笑
こういう間取りだったらこういうリノベプランになるとか、逆にこういうプランにしたいからこういう間取りの方が良いとか、そういった相談ができると思うんですよね。
(ご主人)なるべく早く相談した方が良いですよ!ということですかね。笑
家探しの段階から相談するとより良い理想の住まいが実現できるのではないかと思います!
(ツバメ)ありがとうございます!
実は、ツバメクリエイツでは、宅建業の免許を取りまして、不動産のお仕事も始めておりますので、今では、物件探しの段階からサポートが可能になったんですよ!と、なんだか最後に営業っぽくなってしまいました。笑
H様ご夫妻、本日は、どうもありがとうございました!

時間を経るごとにこの家の魅力がどんどんと増していく。

Written by Kazuya Kashimura