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家族構成: ご夫婦+お子様1人 所在地: 埼玉県所沢市
専有面積: 67.20㎡ 間取り: 3LDK→2LDK
竣工: 2017年10月 築年月: 1999年4月

 

 

ツバメクリエイツで理想の住まいを手に入れたお客様のお住まいを訪問する企画「ツバメのせんぱい」。
今回は、2017年10月に埼玉県所沢市で中古マンションを購入・リノベーションされたA様ファミリーのご自宅におじゃましてまいりましたー!

自然光でも十分明るい室内。インダストリアルな雰囲気の室内が映える。

(ツバメ)さっそくですが、まずはじめに、こちらの物件を購入されたきっかけについて教えてください。
(奥さま)娘の小学校進学が決め手になりましたね。
この物件を購入する前は、ここから歩いて10分かからない場所にある賃貸物件に住んでいたんです。
娘が成長するにつれ、小学校進学のタイミングまでには家が欲しいというのがありました。
それで、小学校の学区のことやこれまでの生活環境を大きく変えたくなかったこともあったので、自然と「今住んでいるこの近くが良いね。」という話になりました。
(ツバメ)なるほど。僕も今まさにそのことで色々と考えを巡らせているところです。笑
ライフステージの変化に伴って住まいを変えたい。その一方で、今の生活環境は大きく変えたくない。というのはみなさん考えるところかもしれませんね。

元々の和室をリビングと繋げ、ゆったりとしたリビングダイニングに。


リビングの一角には、家族みんなのワークスペースが。

(ツバメ)さて、こちらの理想のお住まい。見つけるまでに時間をかけて探されたのですか?
(奥さま)かけました。笑
のべ1年半くらいはかかったと思います。途中で半年くらい中断していた時期もありましたが、色々と見て行くなかで今の物件に出会ったんです。
(ツバメ)時間をかけてじっくり探されたんですね!
早い方だと探されて1ヶ月かからずに決められる方もいらっしゃいますから。

天井はスケルトンで配線も見せる無骨な雰囲気。

(ツバメ)全部で何件くらい物件はご覧になったんですか?
(奥さま)さっき、もともと住んでいたこの近くが良いよねってお話したんですが、探した当初は、エリアも幅広く見ていたんです。
夫婦共に都心勤務ということもあり、都心へのアクセスの面も考えて京浜東北線沿線の物件なども見ていました。
それから、新築と中古も関係なく見ていました。
なので、新築物件も含めてトータルで10物件くらいは内見したかと思います。
中古物件はその中で6物件くらいだったと思います。

ブリックタイル、サブウェイタイル、コンクリでインダストリアルな雰囲気に。

(ツバメ)新築物件も見られていたんですね!
最終的に中古物件を買ってリノベすることになった理由は、どういったところにあったのでしょうか。
(奥さま)さいたま新都心や北浦和といった人気エリアの新築マンションを見学したんです。
ただ、、、直感的な話になってしまってアレなんですが、どうも「ワクワク」しなかったんですよね。料理がとても好きなので、キッチンにこだわりたかったんです。
新築物件のキッチンは、そこに立った時にテンションが上がらない。。というか、ワクワクしない。楽しくない。な。と。
絶対にここ!という風に思えなかったんです。毎日立つキッチンなのに、これじゃあなと。
(ご主人)予算的な面で比較しても、「新築:中古+リノベ=5:3」くらいだったので、もうこれは中古物件を買ってリノベをしようと。自然な流れでした。

素材にとことんこだわった住まい。


どこを撮っても絵になります。

(ツバメ)「マンション」と「戸建て」。どっちを選ぶという永遠のテーマ(笑)があると思います。どうしてマンションだったのでしょうか。
(奥さま)夫婦2人とも勤務地が都心ということもあり、それと、将来的にも車は持たない生活を送るつもりだったので、駅近が良いというのはありました。
それから、そんなに広い家は必要ないよねというのは2人で話していました。こじんまりした家の方が、私たち家族には合っているよねと。
家族が集まれて、ゆったり過ごせるような空間さえ確保できれば、それ以外のスペースは狭くても良いなと。
リビングはやっぱり広く取りたくて、逆に寝室や子供部屋は必要最低限のスペースを確保できれば良いなという感覚でした。
そういうことを考えていくと、やはり戸建てではなくマンションという結論になりました。

家族みんなで過ごす時間が長いLDKを広く、快適に。

(ツバメ)物件選びで特に気にされたポイントなどはあったのですか?
(奥さま)やっぱりリビングのスペースを広くとれる物件を中心に探しました。
先ほども言ったとおり、リビング以外のスペースは狭くても良いので、家族が集まれるスペースを大事にしたかったですね。
もちろんキッチンにもこだわりたかったので、キッチンのスペースを広く確保できるかどうかという視点でも探していました。
(ツバメ)そうですね。僕たちの同世代(30代)は、「リビング部分を広く確保し、それ以外は必要最低限で。」という価値観を持った方は多いように思います。
これまでの「1人1部屋・プライベート重視」というような間取りよりは、家族のつながりを意識した空間デザインが増えてきているような気はします。

キッチンとダイニングスペースは繋がりを意識。家族が集まれるスペースに。

(ツバメ)ずばり!ツバメクリエイツを選んでいただいた決め手はどこだったのでしょうか?
(奥さま)最初は、「リノベ 埼玉」でググりました。笑
やっぱり物件の場所に近い会社の方が色々と良いだろうなと思って。埼玉にどういう会社があるのかなと。
検索して出てきた会社のサイトを色々見たんです。
それで、ツバメクリエイツさんのサイトを見て、直感的に良いな!と思いました。
施工事例を見てみると、私たちと同じ境遇の方々の事例が多かったので、安心感はありました。
広さでいうと60〜70m2で、ファミリー向け物件のリノベが多かったので。
最終的には、デザインのテイストだったり会社の雰囲気という部分が決め手になりました。
(ツバメ)ありがとうございます。笑
私たちも、直感的に良いな!と思っていただける部分と言いますか、お客さまと価値観を共有することを大事にしています。
そういった意味で、これまで、同じような価値観をお持ちの方にご依頼いただいていることが多いなと思います。
実は、お客さまの大半は、私たちと同じ世代(30代)だったりします。笑

幸せか!笑。こういう日常が送れるなんて素敵です。

(ツバメ)デザインで特にこだわったポイントはありますか?
(奥さま)もちろんキッチンです!(即答!)
私、料理が本当に好きで。自宅に厨房が欲しかったんです。笑
長靴で立ってるイメージです。笑
リノベプランを考える時もキッチンを最初に決めました。
アイランドキッチンが良かったので、キッチンありきでワークスペースの位置など他の間取りも決めていきました。
それから、厨房っぽさを出すために、お部屋の雰囲気もインダストリアルなイメージにしました。
グレーやネイビーといった落ち着いた配色にしたり、キッチンの壁にサブウェイタイルを使ったりと。

部屋の中でもひときわ存在感のあるキッチン。オールステンレス!かっこよすぎ。


は、映える。。。

(奥さま)リビング一角にあるワークスペースもこだわりました。
ガラス扉にすることでリビングとの繋がりを持たせたり、キッチン側の壁にアイアン窓を付け、キッチンとの繋がりも意識しました。
料理をしながら勉強している娘を見ることができるので、ちゃんと勉強してるか監視できるんです。笑
というのは冗談ですが、お互いの存在を感じられるという点が良いなと思っています。
私自身、在宅ワークをする機会も多いので、ストレスなく仕事ができる空間にしたいというのはありました。

窓を設けることで繋がりを感じられる空間に。

(ご主人)僕は、照明の位置、コンセントの位置、動線(間取り)に特にこだわりました。
具体的な生活をイメージして、生活しやすい家にしたいなというのはありました。
キッチン横にあるニッチ(壁面に設けられたくぼみ)はこだわりました。笑
LANケーブルなどの配線はこの中に綺麗に納まるようにしています。配線がごちゃごちゃしているのが嫌だったので、見た目がスッキリしていて、これは、作って良かったです。
それと、パントリーのドアですね。折戸は嫌だったので、お気に入りのドアを海外から取り寄せてもらいました。可愛いデザインが、とても気に入ってます。
(ツバメ)奥さまが部屋全体のコンセプトを立案し、ご主人がそのコンセプトを実現していく。というような役割分担がされていたのですね!笑
プロジェクトを推進していくような感じで、ご家族のチームワークの良さを感じます。笑

子供部屋は可愛らしく。ベッドや机、椅子などのインテリアはおじいちゃんの手作りなんだとか。/元々の洋室部分を少し削り玄関スペースを広げた。

(ツバメ)最後に、ツバメの先輩であるお二人からツバメの後輩の皆さまへ一言いただけますか?
(奥さま)そうですね。デザイナーさんは、私たちのやりたい!という要望をしっかり受け止めてくれ、その上で、こうした方が良いということをしっかり言ってくれたんですね。それがすごく良かったんです。
なので、これからリノベを考えている方にアドバイスするとすれば、「やりたいことがあったら、遠慮せず、ちゃんと言った方が良い!」ということですかね。笑
私たちが持っているぼんやりとしたイメージをしっかり形にしてくれたので。まず伝えること。が大事かなと。
ぼんやりしたイメージから+αの提案もしていただけたことが良かったですね!

洗面のタイルが可愛い。/爽やかなブルーで清潔感のあるトイレに。

(ご主人)機会があれば、ぜひ現場を見に行ってみてください!
私たちは近くに住んでいたということもあって、毎週のように現場を見に行っていました。
家が作られる過程を見れたことはとても貴重な経験だったなと思っています。一生に何度も経験できることではないので。
それを家族みんなが楽しめたんです。本当にとても良い思い出になりました。

家族みんなで楽しんだ住まいづくり。その住まいは、みんなが集まり和む場に。

Written by Kazuya Kashimura