家族構成: | ご夫婦+お子様2人 | 所在地: | 埼玉県川口市 |
専有面積: | 70.70㎡ | 間取り: | 2LDK→2LDK+WIC+DEN |
竣工: | 2024年7月 | 築年月: | 1979年11月 |
ツバメクリエイツで理想の住まいを手に入れたお客様のお住まいを訪問する企画「ツバメのせんぱい」。
今回は、川口市でマンションをリノベーションされたD様一家のご自宅にお邪魔しました。リビング・ダイニングに面した南西向きの窓からは一級河川の荒川が広がっていて景観抜群です!
(ツバメ)本日は、よろしくお願いいたします。今回は10年前に購入され暮らしていたご自宅をリノベーションされたのですよね?
(ご主人)そうなんです。
(ツバメ)まず、こちらの物件購入に至った経緯をお聞かせください。
(ご主人)転勤が多かったので賃貸物件に暮らしていたのですが、10年ほど前に本社勤務になったことがきっかけで購入しました。あと、子供の進学が重なっていたことも大きいですね。
(ツバメ)こちらの物件を購入した決め手はなんですか?
(奥さま)主人の勤務先や私の実家が近いことと、主人がここからの景色を見て、川口だったらここ以外は嫌だって言ったんですよ。建物に囲まれてないことも気に入りました。
(ツバメ)たしかに、目の前が川で遮るものがないというのはこの物件の特徴の一つですね!南西向きで陽も十分入るし、羨ましい環境です。
(ツバメ)今の自宅を引き払って、新築マンションの購入は検討されなかったのですか?
(ご主人)新築マンションのラグジュアリーな雰囲気やホテルライクな感じが好きになれなくて。
(奥さま)転勤で2年に1回ぐらい引っ越していたんですけど、その度に引越し先の図面を見て、どこに何を置くのかを全部決めていたんです。それで、新築を購入となると想像しちゃうんですよ(笑)そうすると満足できる物件がなかなかなくて。
(ツバメ)それで間取りを変えて自分の理想に近づけることができるリノベにされたのですね。
(奥さま)そうなんです。リノベを前提に中古物件を購入したほうがいいねと。実際暮らしていると、改善点とか、陽の入り方、風の通り方が実際にわかるわけですよね。リノベを前提にしていたので、ここはこうしたいとか話しながら暮らしていました。
(ご主人)長く暮らしていたから、改善点は蓄積されましたね。どれだけ物件を探しても、どうしても痒いところがあったので、住んでからリノベをしたのは良かったです。
(ツバメ)10年以上住まれてからのリノベですが、やろうと思ったキッカケがあったのですか?
(ご主人)住むと決めた時に、壁紙やトイレ、お風呂場などはリフォームしていました。ただ、全体的にとなると、あまりイメージが湧かなくてそのままになっていたんです。でも下の子が自分の部屋が欲しくなる年頃ということで、これは絶対やらなきゃとなって本腰を入れました。
(ツバメ)お子様の個室は大事なことですよね。実際、お子様の成長によってリノベが必要になったというお客様も多いです。
(ツバメ)ツバメクリエイツにご依頼いただいた経緯を教えてください。
(奥さま)最初は大手のリノベ会社に行ったのですが、新築みたいなキラキラしたラグジュアリー感がベースのところで、私たちがやりたいものとは違ったんですよ。
(ツバメ)今のDさまのご自宅の雰囲気とはだいぶ違いますね。会社の特色と目指す住まいの雰囲気が違うと、希望することの意図が伝わらなかったり苦労されると思います。
(奥さま)それで次はナチュラルな雰囲気でツバメさんみたいなで感じの施工事例を出しているところに行きました。でも完成例として作ってくれた3D画像を見た時に、装飾の趣味が違うなと。
あと、3〜4人のチームでやるところだったんですけど、チームで一番偉い人がグイグイくる感じで他の人たちはあまり喋らなくて。なんかこのチームとうまくやれないと思ったんです。
(ご主人)どちらも様々な要望に対応できるって言ってくれたんですけど、素材を選ぶのも大変だということでお断りしました。
(ツバメ)その会社の強みや特色に加えて、一緒に作る人たちとの相性も大事な会社選びのポイントですよね。
(奥さま)SNSやインターネットで探している時に、たまたま見つけたのがツバメさんでした。施工事例を見ていると私たちがやりたい雰囲気のものが多くて。
(ツバメ)見つけていただいてありがとうございます!実際に弊社スタッフと話してみていかがでしたか?
(ご主人)まず、人がすごく良かったんですよ。営業の圧みたいなものが他のところはあったんですが、ツバメさんは営業するつもりがなくて、ただリノベ好きな人たちと会話している感じで(笑)
(奥さま)あまりにも営業してこないから客を選んでるのかなって疑っていました(笑)
(ご主人)リラックスした雰囲気で常にチルい感じがあって話をしていて気が楽だったのが良かったんです。まず施工事例見て雰囲気が合いそうだっていうのと、お会いして本当に任せていいんじゃないってなりました。
(ツバメ)チルい感じというのはどんなところで感じられたのですか?(笑)
(奥さま)うーん、例えば玄関に使う素材を決める時に、何パターンか出してもらったんですけど決められなくて。それで、ツバメさんの担当者3人が「せーの」で自分がいいと思うものに指を差してもらおうってなったんですよ。やってみたら3人ともバラバラで(笑)
(ご主人)打ち合わせしておけよ〜みたいな。爆笑だったよね。
(ツバメ)今回のリノベで力を入れた点を教えてください。
(ご主人)間取りですね。内装はお任せすることが多かったのですが、間取りは数ヶ月かけて考えました。特に、玄関からリビング・ダイニングにつながる廊下に面した2部屋の空間をどう活かすかは悩みましたね。
(ツバメ)長女さんの部屋、ウォークインクローゼット、次女さんの部屋の順で並んでいますが、これ以外の案もあったんですか?
(奥さま)ウォークインクローゼットをやめて、子供たちの部屋と私たち夫婦の寝室の3部屋にして、各部屋にクローゼットを設けることも考えました。
(ご主人)でも部屋を増やすと居住スペースは増やせるんですけど、収納スペースがなくなるんですよね。なので、ウォークインクローゼットに収納を集約したほうがいいなって。
(奥さま)なので、子供たちの2部屋とウォークインクローゼットにして、私たち夫婦は寝室を諦めて、リビング・ダイニングにあるDENで寝ることにしたんです。
(ご主人)子供が成長して家を出た時に、部屋が余るのも勿体無いというのもあったので。
(ツバメ)今だけでなく将来の家族の形を考えた結果が今のレイアウトなんですね。
(奥さま)他に、2人の子供部屋を一つにして、ベッドにボードをつけて仕切るという案もあったんです。女の子同士だからなんとなく同じ部屋でも大丈夫かなと思っていたし、子供達も仲が良くて、一緒でいいと言っていたので。でも、私の友人から子供部屋別々じゃなくて本当にいいの?と言われてやめました。
(ご主人)後から聞いたら上の子はちょっと嫌だったって言ってたよ(笑)
(ツバメ)試行錯誤されていたんですね。
次女さんの部屋は壁紙にアクセントカラーを取り入れている。次女さんがお友達の部屋の壁紙を気に入って採用した色なのですが、実はお友達のご自宅もツバメが手がけたお住まいでした(笑)
(ツバメ)ウォークインクローゼットを設置するか、しないかで悩んでいる方もいるかと思うのですが、実際に暮らしてみていかがですか?
(ご主人)使い勝手はめちゃくちゃいいですね。収納だけでなく、窓があるので光も入ってくるし。設置して正解でした。
(ツバメ)部屋の配置は窓を活かすことも考える必要がありますよね。今回、次女さんの部屋とウォークインクローゼットを仕切らずに繋げて、窓を共有したことで採光や風通しが良くなっています。
(奥さま)今は、ウォークインクローゼットと子供部屋は棚を置いて仕切っているんですが、子供が家を出たら、私達が寝室に使ってウォークインクローゼットに抜けられるようにしようかなと思っています。
(ツバメ)その他に間取りで悩まれた場所はありますか?
(ご主人)洗面所にあった温水器と洗面台をどうするかを悩みました。
(奥さま)温水器を隠しつつ、この限られた空間をどう使うかというところで。結局、扉をつけて温水器を隠して、無理に洗面台を洗面所に置かず廊下に出すことにしました。
(ツバメ)温水器は人ぐらいの高さがあって結構大きいので、扉をつけて隠すとなるとスペースが限られますよね。実際に洗面台を廊下に出してみていかがですか?
(ご主人)子供達がお風呂に入っている間、洗面台が使えなかったんです。しかも入浴時間が長いし(笑)それが使える様になったのはよかったです。
あと、朝は洗面台を使う時間が被って、私が髭を剃っていると列ができちゃって。廊下に出したことで洗面台に割くスペースを広くとれたことで、横並びで立てる様になって渋滞が解消しました(笑)
(奥さま)最初心配だったのは、洗面台は汚れがちなので、お客さんの目の見えるところに置いちゃって大丈夫かなって。でも来た人が「オシャレでいいね」と言ってくれるので気に入っています。
(ツバメ)リビング・ダイニングにある畳敷のDENも特徴ですよね!
(ご主人)ソファでくつろぐのもいいんですけど、やっぱり転がりたくなるんですよね。床にラグを敷いて、寝転がってみたりもしたんですけど違うんですよ。これならソファみたいに壁に寄りかかって座ることもできるし、ゴロゴロすることもできるし、無い生活は考えられないです。
(奥さま)くつろぐスペースであり、私たちの寝室でもあるんです。足が入る様に吊り収納にして余裕を持って寝られるようにしました。私たちはここ、子供たちは個室を気に入っているし、みんなそれぞれのスペースができて良かったです。
(奥さま)畳を外すと収納スペースがあって、クリスマスツリーやスノーボードなどの季節物のような普段出さないものやゴルフバッグみたいに大きなものが入っています。
(ツバメ)マンション暮らしの方が悩まれていることの一つが、大きなものの収納ですよね。
(奥さま)くつろぐ場所でもあるし、寝室としても使えるし、収納機能もあるし。子供がいなくなって私たちの寝室ができた時は、リビングとしても使えるので一番いい形だったんじゃないかなと思っています。
(ツバメ)DENや個室など、ちょっとしたスペースに収納を設けていますよね。これには理由があるのですか?
(ご主人)空間にピッタリ合う家具を探すより、造り付けで収めたほうが無駄がないと思って収納を設けました。単純にスペースが勿体ないですしね。
(ツバメ)家具を置くことでスペースが取られますからね。お子様たちの個室も引き戸にされているのも同じ理由ですか?
(ご主人)そうですね。以前は開き戸で家具を置く場所に制約が出ていたので、引き戸にして制約を解消しました。
(ツバメ)DENとリビング・ダイニングと一つの空間になっているキッチンですが、こちらはどのように決めていったのですか?
(奥さま)担当のデザイナーさんの自宅のキッチンが素敵だったので、全体的にそれをベースに考えました。担当してくれた方のうち2人が自分の会社を使って自宅リノベしているので、この雰囲気にしている人なら任せられるなと安心できました。色とか素材を決める時に「これどういう感じになりますかね」って聞くじゃないですか。担当者の家を知っていると、「あの家に住んでるんだから大丈夫だろう」って安心して相談できるんですよ。
(ツバメ)たしかに弊社を利用して自宅をリノベしたスタッフの自宅を施工例として公開していたりします。希望する雰囲気を持った家に住んでいる担当者だと安心できますよね。
(ツバメ)最後に、「ツバメのこうはい」のみなさまへアドバイスをお願いします!
(ご主人)間取りはやっぱり重要だなって思いました。他の部分は後から変えることができるけど、間取りを変えるとなると大変ですから。
(ツバメ)お話をうかがっていて、間取りは様々な案が出て決定するのが大変だったんじゃないかなと思うんですが、決断する決め手はあったんですか?
(ご主人)ツバメさんが「大丈夫ですよ」「いいですよ」ってしっかり背中を押してくれるんですよ。その言葉を信じて進めていきました。
そうそう、これもツバメさんで良かったなと思ったことなんですけど、全部肯定するわけじゃなくて、時々「やめた方がいいかな」ってこういうニュアンスで言うんですよ。他の会社だと「絶対やめたほうがいい」って言うんです。ツバメさんと話している時は、なんだか友達に相談している感じなんですよ(笑)何のプレッシャーもなく進められたのが本当に良かった。
(ツバメ)最大限、お客様の理想を叶えることを目標にやっているので、ご要望に沿える様にしています。ただ、理想と実生活の使い勝手の良さが両立しない時もあるので、その際はアドバイスをさせていただいています。
(ツバメ)奥さまはいかがですか?
(奥さま)素材選びはツバメさんにお任せしちゃっても大丈夫ですよってことですかね(笑)サンプルって小さくて完成形を想像しにくいし、悩みだすと止まらないじゃないですか。今回、ツバメさんにほぼ丸投げできたおかげで間取りに集中できたし。
迷ったら指差してもらったらいいですよ(笑)。バラバラになったら自分がやりたい雰囲気の家に住む担当者の意見に乗ればいいと思います。実際に信じた結果バッチリだったので。
(ツバメ)バッチリだったと言っていただきありがとうございます。弊社を信頼をしていただき嬉しいです。
リノベーションの相談にハードルの高さを感じている方もいらっしゃるかと思います。ぜひ一度「接しやすかった」と言っていただくことが多いツバメクリエイツに足を運んでみてください。
D様ご夫婦、お忙しい中ありがとうございました!
written by Ryota Asami