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家族構成: ご夫婦+お子様1人 所在地: 東京都葛飾区
専有面積: 71.47㎡ 間取り: 3LDK→2LDK
竣工: 2015年12月 築年月: 2002年3月

 

 

ツバメクリエイツで理想の住まいを手に入れたお客様のお住まいを訪問する企画「ツバメのせんぱい」。
今回は、2015年12月に東京都葛飾区でマンションを購入・リノベーションされたK様ファミリーのご自宅におじゃましてまいりましたー!

今回はどんなお話が伺えるのか、楽しみです!!

白い壁に小物が映えます。ウィスキーのボトルを利活用した花瓶がかわいい。

(ツバメ)さっそくですが、物件購入のきっかけについて教えてください!
(ご主人)そうですね。上の子(長女)が生まれたことがきっかけになりました。
もともとは、ここから少し離れた場所で1DKの部屋を賃貸していたんです。
娘が生まれてしばらくは、その部屋に住んでいたのですが、娘が成長し、立って動くようになってから、やっぱり狭いよね。という話になったんです。
それで、もっと広いところに住もうか。と。
(ツバメ)なるほど。ライフステージが変化するタイミング、住まい方についても考えますよね。
お子さんもこの家をすごく楽しんでますね!家を楽しんでいる感じが伝わってきます。
(ご主人)そうですね!楽しんでくれてます。新築の物件だったらここまで子供も楽しめてないと思います。笑

リビングではお子さんが無邪気に遊ぶ。先日ディズニーランドに行ったという話を楽しそうにしてくれました。

(ツバメ)もともとリノベーションをしたいという気持ちはあったんですか?
(ご主人)いえ、実は、新築マンションも含めて検討していました。
もともと物件を見るのが好きだったので、本気で買おうとする前から妻と一緒に新築マンションを見たりもしていました。
(ツバメ)そうなんですね?新築と中古物件+リノベ(以下、リノベ)で検討した時に、最終的には、リノベを選択されたとういうことですね?
(ご主人)そうです!新築マンションにはこういう雰囲気の物件がなかったんです。変にちょっとラグジュアリーな感じというか、僕たちの感覚とはちょっと違っていたんです。
それで、金額的な部分が一緒なのであれば、リノベの方が良いよねという結論になりました。
室内を自由に設計でき、自分たちの好きな空間に住めるので。
元のオーナーさんは売り急いではいなかったので、物件自体はそんなに安く買えなかったんですが、それでもリノベ費用を含めても新築を買うよりも安く買えました。
(ツバメ)リノベの場合、室内を自由にデザインできる点が魅力ですよね!

造作の棚。意外と収納力があるのだとか。/もともと押入れだったクローゼット。扉の塗装はお二人のDIYによる。

(ツバメ)物件は時間をかけて探されたのですか?
(ご主人)それがかけてないんです。本気で探し始めて1ヶ月くらいで契約までしてました。笑
色々見ても迷うだけだなと思ったんです。
それから、物件選びの「軸」がある程度決まっていました。
1つは、場所です。僕と妻の実家が都内の東側エリアだったので、なんとなくこの辺というエリアが決まっていました。
それから、なるべく戸数が多いマンションを狙っていました。(※)
そういう軸で物件を探していくと意外と良い物件がなくて。自然と今の物件に行き着きました。
結果的には、物件のそばに公園があったり、交通アクセスの良さのというのも決め手になりました。
(ツバメ)物件を探される際の「軸」、本当に大事です。この軸がブレてしまうと物件選びもなかなか苦戦してしまいますもんね。

※ 戸数が多いマンションは、毎月かかる「管理費」・「修繕積立金」が安い傾向にあり、月々のランニングコストを抑えられるメリットがある。

ダイニング側の壁は白の杉板がはられている。

(ツバメ)物件選びで他に気にされたポイントなどはあったのですか?例えば、間取りや広さなどで。
(ご主人)リノベありきで中古物件を購入したので、室内は好きにできるというのが前提にありました。なので、あまり内装は気にしないで物件を選びました。
間取りは、特にこだわりませんでした。この年代(10〜20年前)のマンションの間取りは比較的似ているので。
元々の和室を繋げて広いリビングにしたいなというイメージはなんとなくありましたね。
広さも、できれば広い部屋が良いというのはありましたが、そこは予算との兼ね合いでした。
(ツバメ)たしかにおっしゃるように、10〜20年前くらいの物件は、バルコニー側にリビングと和室があって、そこを一体的な空間とすることで広いリビングにリノベすることができますよね。弊社の施工事例でもそういったリノベが多いです。

リビング側の壁にはナチュラルなオーク材が。温かみのある空間に。

(ツバメ)ずばりツバメクリエイツを選んでいただいた決め手はどこだったのでしょうか?
(ご主人)実は、物件を仲介してもらった不動産会社さんからの紹介が最初のきっかけでした。
リノベが初めてということもあり、他に2社検討しました。
1社は大手のリノベ会社だったのですが、リノベ費用の最低予算が決まっていて、なかなかハードルが高く、、、お断りしました。
最終的に、ツバメクリエイツを選んだ理由は、これまでの施工事例を見せてもらったり、色々なお話をする中で、趣味・嗜好・感性が近いなというのが決め手になりました。やっぱり感性が合うというのが一番大事じゃないですか?
本当にこの人を信頼して良いのか?という部分だと思うので。
家って生活にダイレクトに密着してるものなので、そういう感性てとても大事だと思っています。そうじゃないと、打ち合わせとかも楽しめないですもん。笑

奥のドアは新設。他のドアは既存のものを活用し、塗装で仕上げた。/天窓を新設し、かわいい雰囲気に。

もう1点は、「限られた予算の中で、如何にできるか?」ということを真剣に考えてもらえたことですかね。
僕らはプロにそういうことを求めてるわけで。「チープなものになる」のと「お金をかける」のとの間で、如何に良いデザインを実現するか。そういった創意工夫を求めてるんですよね。
今回、お金をかける部分とそこまでお金をかけずに良い部分の見極めをしっかりと判断してもらい、良いものができたので、ツバメクリエイツに頼んでよかったなと思っています。
(ツバメ)僕たちもお客さまとの感性の一致は非常に大事だなと考えています。その感性がずれてしまっていると、せっかく良いものを作ったとしても結果的に気に入ってもらえなかったり、、、ということになりかねませんので。
予算の話もおっしゃるとおりだと思います。建築のデザインて単純にお金をかければ良いものができるかっていうと必ずしもそうじゃないんですよね。お金のかけ方の問題なので。
今後は、お金のかけ方のうまいリノベ会社が残っていくような気がしています。笑
ファッションに似てますよね。ジーパンは高いけどシャツはユニクロ。トータルでかっこいい!みたいな。笑

ホテルライクな雰囲気を出したかったというサニタリースペース

(ツバメ)リノベーションをする上での不安はありましたか?
(ご主人)そうですね。やっぱりお金ですかね。やりたいこととコストは反比例してくるので。笑
本当はもっと色々やりたくて、最初に話していた内容ではもっとすごいことになっていたんです。笑
天井にも木を貼りたいとか。色々妄想していました。
妄想を膨らましながら、最終的には、予算のかけ方を相談しながら決めていきました。
デザインについては、施工事例の写真や実際の物件を見せてくれたので、具体的なイメージや仕上がりのイメージをつかむことができました。なので、完成に対する不安はなかったですね。

ツバメクリエイツのロゴステッカーが!今年家族が1人増え、ツバメも4匹に。素敵です。

(ツバメ)デザインで特にこだわったポイントはありますか?
(ご主人)この白い木材の壁です!これがやりたかったんです。
全面クロスで真っ白な部屋よりは、あたたかみのある雰囲気を出したかったんです。
Ron Hermanの店の雰囲気が気に入っていたので、そういう雰囲気をイメージしました。
もう少しシャビーな感じにしたかったんですが、妻との調整があって、最終的にこの素材に落ち着きました。笑
(ツバメ)反対側の壁にも木材がありますね!
(ご主人)そうなんです!実は、反対側の壁は、最後の最後に無理を言って追加で木の仕上げにしてもらったんです。笑
あの下、きれいにクロス貼ってもらってるんですよ。。。
白い木材の壁をやったら、物足りなくなっちゃって。最後に貼ってもらいました。
これは、本当にやってよかったなと今でも思っています。あそこが、ただの白いクロスでなく木になることで、部屋全体の雰囲気がだいぶ良くなったと思っています。

ご主人こだわりの壁。照明の光や自然光の入り方で色んな表情を見せてくれる。

(ツバメ)お二人にとってお気に入りの場所はどこですか?
(ご主人)僕は、リビングですね。やっぱりこの白い壁は好きです。
それと洗面所の一画に貼っているタイルの壁が気に入ってます。
イケアで買ってきたメッキのタオルバーをつけてるんですが、海外のホテルっぽい感じの仕上がりが気に入ってます。
(ツバメ)とてもリノベに詳しい印象ですが、リノベするにあたっては、色々勉強されたんですか?笑
(ご主人)いえ、特にそんなにはしてないです。ただ、空間はずっと昔から好きで、リノベーションの本も好きで読んだりしていました。
(ツバメ)奥さまはどうですか?
(奥さま)私は、キッチンが気に入っています。もともとのキッチンは、吊り戸棚があったんですが、取り外してもらったんです。キッチンからの抜けが悪くリビングをよく見通せなかったんですが、全部取り払ってもらうことで視線が抜け、視界が広がりました!
キッチンで料理や洗い物をしながらリビングの子供の様子を確認できるので、今でもやってよかったなと思っています。正解だったなと。キッチン横にパントリーがあり、造作の棚もつくってもらったので、収納は十分に確保できているので、吊り戸棚がなくても不自由は特にありません。
何を削って何を残すか。これも選択と集中ですね。笑

角が取れてドカンっと視界が抜けたキッチン。空間デザイン的にも実用的にも理にかなったデザインです。

(インタビュー中に娘さんの友達がハロウィンの格好で登場w)
(Happy Halloween!)

(ご主人)マンションに住んでいるお友達がきてくれた時に、みんな褒めてくれるんですよ!
他の部屋は間取りもデザインも違うので、びっくりされます。笑
(ツバメ)嬉しいですね!

(ツバメ)最後に、ツバメの先輩であるお二人からツバメの後輩の皆さまへ一言いただけますか?
(ご主人・奥さま)とにかくリノベを楽しんで!
リノベをする前も思っていたんですけど、「新築マンションと同じコスト感であれば、僕らがリノベーションした方が良い!」と。リノベをしてみてもやっぱりそう思います。笑
リノベを考える人って「最低限暮らせればいいや」だけでなく「+α」のところが絶対あると思うんですよね。
雰囲気とか自分たちの心地の良い空間をつくるっていう。
きっとそこがゴールなわけで。そこにお金と時間をかけるので、絶対楽しんだ方が良いと思います!
予算も限られているとは思いますが、今できなくても、じゃあこれは将来やってこう!という選択もありだと思うので。そう思えればきっとリノベは楽しいと思います。
一軒家の注文住宅を都内で建てようとすると、限られた人だけって感じもしますし、ハードルも高いですが、リノベを使えば、新築マンションを買うお金以下で、自分たちの好きな空間が手に入るので!
リノベを楽しんでください!

リノベをとことん楽しんだご家族。そこにはとても楽しい暮らしがありました。

Written by Kazuya Kashimura