家族構成: | ご夫婦+お子様2人 | 所在地: | 埼玉県さいたま市北区 |
専有面積: | 78.65㎡ | 間取り: | 3LDK→2LDK |
竣工: | 2019年2月 | 築年月: | 2009年2月 |
ツバメクリエイツで理想の住まいを手に入れたお客様のお住まいを訪問する企画「ツバメのせんぱい」。
今回は、2019年2月にさいたま市北区で中古マンションを購入・リノベーションされたO様ご家族のご自宅におじゃましてまいりましたー!
(ツバメ)まず物件購入のきっかけについて教えていただけますか。もともと近くにお住まいだったのですか?
(ご主人)ここに引越すまでは、朝霞に住んでいました。
地元がこの辺りなので、地元の近くがなというのがあって、この近辺で探していました。
下の子が産まれ、妻が育休に入り、時間的にも少し余裕が生まれ始めたタイミングで、物件探しを本格化し物件を購入しました。
(ツバメ)ライフステージが変化するタイミングで購入を決断されたのですね!ご結婚や出産、子育てといった環境が変化するタイミングがきっかけでという方は多いですよね。
(ツバメ)物件探しから購入まではどれくらいのお時間をかけられたのですか?
(ご主人)延べ1年くらいはかかったと思います。
都内へ通勤しているので、「駅から近いこと」は外せない条件になっていたのですが、最初は「新築・中古」、「戸建て・マンション」の区別関係なしに幅広く「家」を見ていました。それこそ、さいたま新都心のタワーマンション、新築戸建てなども見に行きました。
タワーマンションはちょっとラグジュアリー過ぎて自分たちの好みとは違うなぁと。
駅近の新築戸建ては、予算的にちょっと高いなぁと。
色々と物件を見て吟味していくうちに、「駅から近く立地条件の良い中古マンション」が自分たちのニーズを満たしてくれるかなという結論になりました。
(ご主人)この地域は僕の地元ということもあって、この物件自体も前から気になっていました。
このマンションは敷地内に棟が複数あって、それぞれ向きも違うんですが、公園に隣接しているこの棟が良いなと狙っていました。笑
マンション内の他の部屋も5部屋くらい見たのですが、やっぱり公園の見えるこの部屋が良いねと最終的には決めました。
(ツバメ)最初は中古マンションにこだわらずに色々と検討されていたのですね!
立地も良く値ごろ感を感じられる中古マンションをお選びになったと。とても共感できます。笑
(ツバメ)公園に隣接しているこのお部屋に決めたというお話でしたが、お部屋を選ぶ際にこだわったポイントはあったのでしょうか?
(ご主人)そうですね。このマンションならやっぱり公園に面していて、「緑ビュー」を望める部屋が良いというのはありました。窓から自然と公園の緑を眺められるのが良いなと。
それから、間取りは3LDK以上は欲しいなというのもありました。
(ツバメ)この窓からの景色、最高ですね!この眺め、羨ましいです。。。
室内はリノベしてしまえばある程度は自由に変えることが可能ですが、窓からの眺望といった絶対的な環境は変えることができないですからね。
(ツバメ)間取りのお話がありましたが、和室とリビングを繋いで、1つの広いリビングにして、、、といったリノベの構想が最初からあったのですか?
(奥さま)そうですね。間取りを変えようかという話もありましたが、実は、最初はここまでリノベーションすることは考えていなかったんです。リノベというよりはちょっとしたリフォーム程度で考えていて。。。
(ご主人)床は無垢床にしたい!という強い気持ちはありましたが。。。
(奥さま)まずは話を聞いてみようということになって、webで「埼玉 リノベ」などのキーワードで検索し、実際に3社くらいに話を聞きに行きました。
ツバメさんは、事前に会社のHPで事例の写真を見ていて、北欧っぽいイメージや無垢床の感じがとても共感できたんです。私たちと感覚が近いなという印象で。
(ご主人)実際にお会いしてお話する中でも、やはり自分たちと感覚が近いなっていう感じでした。最初は、他の会社にも話を聞こうかと思っていたんですが、打合せが終わった後、もうツバメさんにしようかって話になったんです。笑
(ツバメ)ありがとうございます。「感覚が近い。」っていうのは、もう僕らにとって最高の褒め言葉なんです。笑
リノベって、結局お客さまとデザインする側のイメージが共有できていないと良いものができないと思うんですよね。
逆にそれができているとスムーズに良いものが出来上がっていくというか。お互い納得のできるものが出来上がるんです。
そういう感覚の共有をとても大切にしています。
(ツバメ)最初はリフォーム程度で良いと思われていたお二人ですが、実際にリノベーションをされてみて、特にこだわったポイントはありますか?
(ご主人)僕は、やっぱり無垢の床ですね!それから板張りの天井も気に入っています。
床と天井に無垢材を使うことで木の温もり、温かみを感じられる空間になったと思います。
(ツバメ)床と天井の木、窓からの緑がとてもマッチしてますよね。実際この空間にいると木の温もりだったり自然を感じることができます。
(奥さま)私は、開放感を持たせたキッチンですね!開放的になるように既存の吊り戸棚を撤去してもらったんですが、これは正解でした!収納力は少し減りましたが、この開放感を得られたのは大きかったです。
それとブルーグレーのアクセントクロスも良かったなと思います。打合せの際に色々なパターンを見せていただき、その中から決めたんです。
(ツバメ)「吊り戸棚を撤去し、キッチンをよりオープンな空間にする」というリノベの手法は他のお客様もされることが多いですね。その空間(吊り戸棚部分)を抜くだけで、だいぶ開放感が変わってきますよね!僕も結構オススメしています!
ちなみに、キッチンの設備は既存のままなんですか?
(奥さま)そうです。食洗機は追加したんですが、それ以外の設備は既存のものをそのまま使っています。
コンロやシンクなどの設備は既存のものなのですが、キッチンの「カウンター下のデザイン」は変えてもらったんです。最初はカウンターの「天板」を変えたいという話をしていたのですが、「その費用を使うなら、予算配分的にカウンター下のデザインを変えた方が良くなる!」とご提案いただいて、そのデザインを採用しました。私たちでは全く想像できなかったアイディアなのですが、いざ出来上がってみると採用して正解だったなと思っています。
(ツバメ)ご満足いただけているようで安心いたしました。笑
実際リノベーションを経験されて、これはやっておけば良かったなぁと今だから思うことってありますか?
(ご主人)そうですね。限られた予算内で自分たちの希望を叶えられたという点ではとても満足しているのですが、欲を言えばキリがないのですが、、、笑
挙げるとすると、寝室の照明をダウンライトにしたかったというのはありますね。シーリングライトよりお部屋がスッキリして見えるので。
あとは、ピクチャーレールですかね。ピクチャーレールは、もともとはつけない計画だったんですが、打ち合わせの途中で提案していただき、リビングの片側1面に付けることになったんです。反対側のもう1面にもあっても良かったかなと。
絵を飾ったりする時に重宝しているので。
(ツバメ)欲を言えばキリがないですよね。笑
実際、打ち合わせを進めていく中でも、色々と発見や気づきがあって、ここはやっぱりこうしたい!とか、ご要望や妄想が膨らんでいくものなので。
今回はできませんでしたが、それは、数年後の第二期工事で実現しましょう!笑
(ツバメ)最後に、ツバメの先輩であるお二人からツバメの後輩の皆さまへ一言いただけますか?
(奥さま)自分たちのやりたいことを共有しておくと進めやすいなと思いました。共有というのは「家族で共有」というのと、「デザイナーさんと共有」の両方でです。私たちは、「自分たちのやりたいリスト」を作っていて、それを共有させていただきました。
それと、打ち合わせを進めている中で、「あれもやりたい!これもやりたい!」とやりたいことがどんどん出てきたんですよね。こういう「やりたいこと」「困っていること」などをどんどん伝えていった方が良いと思います。
そういう意味で共有するっていうのはとても大事だったなと思っています。
(ご主人)共有という意味では、自分たちの予算感も共有しておくのは大事かなと思いました。
あとは、妻ともかぶりますが、やりたいことを共有すること。これは、写真でも何となくのイメージでも良いので共有することが良いと思います。ふわっとした漠然としたイメージでも、それを伝えることで形にしてくれたので。
僕たちの漠然としたイメージから、むしろアイディアをプラスしてご提案があったのがとても良かったです!
こちらでは思いもつかないご提案をしてくださったのが嬉しかったですね。ピクチャーレールのことやキッチンのデザインのことなどはこちらの発想としては全くなかったので。笑
(ツバメ)ツバメの後輩の皆さまへのアドバイス、ありがとうございます!
実現したいことをどんどん共有いただくということ、とても大切だと思います。
実は、我々としても、この物件、ご家族ならこういうデザイン、空間にしたい!みたいなイメージを持っていたりします。そこから新しいご提案に繋がったりするのですが、そういう意味でもお互いがどういう空間にしたいかというイメージを共有するのはとても大事ですね!
O様、本日は、どうもありがとうございました!!
Written by Kazuya Kashimura