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家族構成: ご夫婦 所在地: 茨城県ひたちなか市
専有面積: 173.46㎡ 間取り: 4LDK→3LDK
竣工: 2019年3月 築年月: 2008年8月

 

 

ツバメクリエイツで理想の住まいを手に入れたお客様のお住まいを訪問する企画「ツバメのせんぱい」。
今回は、2019年3月に茨城県ひたちなか市で中古戸建てを購入・リノベーションされたM様ご夫妻のご自宅におじゃましてまいりましたー!

水平に連続した窓の外には海が広がる。


贅沢な開口部。海を「ただ眺める」だけにとられたかのよう。

(ツバメ)す、すごいローケーションですね。。すごいとしか言いようがありません!笑
毎日この景色を眺められるなんて幸せですね!羨ましいです。。
(ご主人)ありがとうございます。ずっと海の側で海を眺められる物件を探していて、やっとこの物件と出会うことができました。
(ツバメ)海の側も側ですよね。笑
もともとこの辺りに地縁はあったのですか?
(ご主人)いえ、僕は名古屋出身で、妻は札幌なんです。
茨城にはまったく縁もゆかりもなく、この物件を気に入って移住した感じです。笑
(ツバメ)え、、、そうなんですか!このオーシャンビューに惹かれて移住までしてしまったということですね、、、?
(ご主人)そういうことです。笑

ぼーっと海を眺めるだけで時間が過ぎていく。

(ツバメ)こちらの物件は、どういう経緯で取得に至ったのでしょうか?
(ご主人)実は、今、タイのバンコクに住んでいるんですよ。
この夏にしっかりとこの家に引っ越す予定になっているんですが、もうかれこれ17年間バンコクに住んでいます。
これまでの17年間は、とにかく仕事に没頭し、本当に忙しく働いていました。ただ、振り返ってみるとあっという間で、気づいたら今。みたいな感覚で。
仕事に忙殺されてる中、ちょうど仕事に一区切りがついて、ふと考えた時に、ずっと住み続けられる家が欲しいなぁと思ったんです。ここ10年くらいは漠然と家が欲しいなとは考えてはいました。
海外在住なので、基本的にはwebでの情報収集になるので、インターネットで物件を探しました。そんな中で、「海っぺり」の物件を特集するサイトがあり、そのサイト経由でこの物件の存在を知りました。

すぐ目の前の堤防で、趣味の磯釣りを楽しんでいる。

(ツバメ)海外在住ですと基本的にはwebでの情報収集がメインになりますよね。web上で運命の出会いがあったのですね!笑
どうしても「海の側の物件」が良かったんですね?
(ご主人)そうです。海沿いは必須でした。海が好きなんです。
最初は、湘南エリアや千葉方面の物件も見に行ったんです。
湘南エリアは、いわゆる一等地と言われる海近くで海を眺められる物件にはなかなか出会えませんでした。僕たちが内見した物件は、海沿いではなく少し海から離れた場所だったので、海の見え方がそこまで良くなくて、いまいちピンときませんでした。その物件は、理想とは違うなということで諦めました。
この物件は、見てのとおり目の前にこの絶景が広がっているので、理想的でした。金額的にも湘南エリアより全然お手頃価格でした。笑

海を眺める特等席。夕方になると夕日が水面に反射し、昼間とは違った表情を見せてくれる。

(ご主人)購入する時は、そこまで意識していなかったんですが、このエリア、住環境的にもかなり良い!と思ったんです。車で15分圏内にはコストコもあって、コストコに隣接して大規模なSCもあって。欲しいものはだいたいそこで揃います。
家の近くには魚市場もあるんですけど、夕方になるとタイムセールをしていて、新鮮な魚介類がかなり安く手に入るんですよ!地元民の特権ですね。笑
それから、妻は札幌出身なんですが、茨城空港から札幌便が出ていたり、隣町の大洗の港からは苫小牧行きのフェリーが出ていたりと、何かと縁を感じました。笑
地元への帰りやすさもあって、これなら寂しくないねと。
(ツバメ)湘南エリアに比べての値ごろ感はかなりありますよね!湘南エリアにはない茨城の魅力をお二人なりに感じられてらっしゃるんですね。茨城出身の僕からすると、こんなにも魅力を感じて移住してくださり、茨城県民を代表して嬉しく思います。笑
最近では、「イバフォルニア」というイベントが開催されるなど、このエリアを盛り上げようとする動きもあるようです。是非お二人もこのエリアを盛り上げていって欲しいと思っています。笑

海の魅力に吸い寄せられるかのようにこの地に移り住んだご夫妻。住みやすい環境も気に入っている。

(ツバメ)もともと戸建て物件をお探しだったんですか?
(ご主人)そうですね。僕は音楽も好きなので周りに気兼ねなく音楽を楽しむなら戸建てが良いなというのはありました。
それと将来的にはペットも飼いたいなというのもあって、やっぱり戸建てだねとなりました。

もともとの住戸にあった暖炉をそのまま活用。暖炉を楽しめるのも戸建ての魅力。

(ツバメ)「中古物件を買ってリノベ」を最初から考えていたのですか?
(ご主人)完全にリノベで考えていたわけでもないんですが、土地がないなと。。
この物件の周辺を見てもらえば分かると思いますが、空き家はあるんですが、土地がないんですよね。そういった土地情報もあまりなくて。
リノベしてしまえば居住空間は自分たちの理想に近づけられるので、「新築 or リノベ」というよりは、立地選びが全てでした。笑

晴れた空に白亜の外観が映える。道路の向こう側には、もうすぐそこに海が。

(ツバメ)理想のお住まいを手に入れ、その後どういう経緯でツバメと出会ったのでしょうか?
(奥さま)「茨城 リフォーム」「茨城 リノベ」といったキーワードをwebで検索しました。色々と検索していて出会ったという感じです。
大手の住宅メーカーやローカルな会社さんなどのサイトを見て情報収集していったんですが、ツバメさんは、サイトに竣工写真やこの「ツバメのせんぱい」といったコンテンツが掲載されていて、そういった情報を見た時に、「感覚が一緒だな」って思ったんです。
こういったデザインの家になれば良いなーというのがあって、話を聞きたいなと思いました。

バンコクに長年お住いのご夫妻。物理的・時間的にも制約があるなかで、リノベ会社の選定には「感覚」を最重視した。

(ご主人)僕らは、当時(今もですが)、バンコクに住んでいたこともあって、超遠距離でリノベの打ち合わせをしなきゃいけない状況でした。
物理的な距離と時間的な制約があるという前提の中では、やはり同じ感覚を持った人じゃないときつい(仕事を任せられない)なというのがあったんです。
そこがズレてしまっているとスムーズな打合せができず、理想の住まいはできないと思ったんですよね。そういう意味でツバメさんは同じ感覚・価値観を共有できるなって思えました。
実際、打合せ(ほとんどweb上)してみてもバンコクにいながら何の不自由もなく打合せできました。色々こちらの要望を聞いていただき、それをデザインに落とし込んでもらえて。
イメージ通りの出来にとても満足しています。

「部分的なデザインの良さ」ではなく「全体としてのデザインの良さ」は、「感覚」「センス」によるものも大きい。

(ツバメ)ありがとうございます。もう本当に嬉しい!の一言ですね。
毎度おなじみな感じにもなっていますが、「感覚が同じ」というのは僕らにとって最上の褒め言葉なんです。笑
この企画にご協力いただいたツバメのせんぱい方々も「感覚が同じ」ということを言ってくださっています。
(ツバメ)実際にどういったやりとりで打合せを進めていったんですか?
(ご主人)帰国のタイミングで数回対面での打合せをしましたが、それ以外は全てweb上でした。対面での打合せで大枠を決めて、僕らのイメージするデザインや空間は、写真を送ったりして伝えました。写真を送るだけでそれを僕らの思っているデザインにしてくれたのは楽でしたね。笑

天井も板張りにすることで木に囲まれたような空間に。天井を抜いて縦方向に伸びた空間と窓からの抜けのある眺望がより開放的な空間となっている。

(ツバメ)「海が見える」という絶対条件はあったかと思いますが、室内のデザインで特にこだわったポイントを教えてください!
(ご主人)まず、リビングと寝室の間仕切り壁に作った内窓ですね!ここがただの壁だと開放感もなくなってしまって、、、ここに開口部を設けることで開放的になりますし、壁越しに海を感じることもできるので、ここはこだわりました!
(ツバメ)寝ても覚めても海ですね!笑

 

開口部のウッドシャッターは、ルーバーが稼働するのため光と視野の調整が可能。


寝室にいながら、ウッドシャッター越しに海の気配を感じることができる。

(ご主人)それから、より開放的な空間にしたかったので、既存の天井を抜いて、天高を上げました。縦方向にも空間が広がったので、かなり開放感を感じられます。
(ツバメ)この窓からの抜けのある眺め、天高のとれた開放的な空間。たまんないですね!笑

天井にもこだわりが。空気の循環を促すためにリーシングファンをつけ、音楽好きのご主人のこだわりでBoseのスピーカーも埋め込んだ。

(ご主人)あとは、キッチンもこだわりました。
僕は料理が好きなので、テンションがあがるキッチンにしたかったんです。笑
実用的な面では、コンロはしっかり火力があるものにして、料理をしながら海を眺められるようにアイランドカウンターをつけました。カウンターの天板はデザイン性にこだわってステンレスを選びました。

 

デザイン性はもちろん機能性にもこだわったキッチン。


料理中でも海を眺められる。この景色につい見惚れてしまう。

(奥さま)床材もこだわりましたね。一枚板の無垢材が良くて。無垢材にすることで足触りが全然違うということは事前に勉強済みでしたので、そこは値段を妥協せずに好みのものを選びました!
実際こうやってできてみると、やっぱりこれにして良かったなと思っています。

足触りの良さにこだわり、より厚みのある素材を選んだ。

(ツバメ)家具もかなりかっこいいものばかりですが、とてもこだわられていますよね?
(ご主人)そうですね。デザイン的にはかなりこだわって選んできてます。ここにあるほとんどがユーズドなんです。webで探してお気に入りのものを買ってます。
(ツバメ)え、そうなんですか?あえてユーズドのものを探されるんですか?
(ご主人)そうです。値段的に新品に比べて安いというのもあるはあるんですが、それ以上に、ユーズド家具は、「これまで耐えてきたもの」という、なんというか、どこか強さのようなものだったり歴史のようなものだったり、そのモノがもつ独特の味を感じられるんです。
新品のものってどうしても綺麗なので、そういう味ってなかなか感じ取れないんですよね。
それにユーズド家具の方が気を使わずに使えますし。笑

リノベーションした室内に、お気に入りの家具が良く馴染む。


ここに座り、いつまででも海を眺めたい。

(ツバメ)最後に、ツバメの先輩であるお二人からツバメの後輩の皆さまへ一言いただけますか?
(奥さま)あとはもう全て任せちゃえばOKです。笑
とにかく自分たちのやりたいことやイメージをお伝えして、あとはもう全て任せる。これで全てうまくいきます!笑
(ご主人)自分たちのこだわりポイントをしっかりと伝えることだと思います。
無理かなぁと思うことでも相談してみると何かしら解決策があったりして。何か気になることがあったら気軽に相談してね。と言いたいですね!笑
何かやりたいことがあったら、良い部分(メリット)だけでなく悪い部分(デメリット)も含めて説明してくれるので、総合的に判断できると思います。
まずは自分のビジョンを語ってください!笑
(ツバメ)ありがとうございます!やりたいこと、自分たちの夢を語れ!と。そういうことでしょうか。笑
あとはツバメがなんとかしてくれると。笑
けど、まさにそういうことなんだと思います。僕らの仕事は、みなさんの熱い思い、夢を伺い、それを形にしていくということなんだと思います!
これからも頑張ります!

海を眺める暮らしは始まったばかり。ここからお二人の新たな生活がスタートする。

Written by Kazuya Kashimura