家族構成:ご夫婦所在地:埼玉県さいたま市
専有面積:70.60㎡間取り:3LDK→1LDK+土間スペース
竣工:2026年4月築年月:1998年2月

 

 

 

ツバメクリエイツで理想の住まいを手に入れたお客様のお住まいを訪問する企画「ツバメのせんぱい」。

今回は、埼玉県さいたま市で、ご両親から譲り受けたマンションをリノベーションされた内山様ご夫婦のご自宅にお邪魔しました。家での生活を何度もシミュレーションし、動線や設備の配置などにこだわったお住まいです。

(ツバメ)本日は、よろしくお願いいたします。この物件は、ご主人のご実家だと伺いました。リノベーションをすると決めた経緯を教えてください。

(ご主人)私たちが結婚しようとしていたタイミングで、両親も出身地の地方に引っ越すことを考えていたんですね。それで、両親からここを譲り受けました。一人暮らしをするまでの20年住んでいて住み慣れているし、この地域の人がすごく好きだったので。

(奥さま)夫は、ここに長く住んでいてたので周辺のことも知っているんですよね。そんな彼が「ここなら住みやすいよ」というなら間違いないなって。

(ご主人)知り尽くしちゃってるんで(笑)

(ツバメ)お二人にとって住み慣れた場所だったんですね。

(奥さま)彼のご両親は、ここをリノベすることも選択肢に入れていたんです。でも、私たちに譲ることを考えて、その話を止めてくれていたんですよ。

(ご主人)リノベを検討していた両親から家を譲られた時に、「二人は若いし、長く住むことを考えてリノベーションしてから住んだほうがいい」と言われて。

(奥さま)私も話を聞いて、リノベーションいいかもって思ったんです。

 

天井や床材に木材を使用し、温もりを感じる空間にしつつ、躯体現しやモラートで引き締めています。

 

(ツバメ)ツバメクリエイツは、ご両親からご紹介いただいたんですよね。

(ご主人)両親がリノベを検討していた時に、いくつかのリノベ会社に話を聞きに行っていたんです。その時に話を聞きに行った会社で良かったところを教えてもらいました。

(ツバメ)何が決め手で、弊社を選んでいただいたんですか?

(奥さま)全部ツバメさんがいいなってなったよね(笑)

(ご主人)ツバメさんは、堅苦しさがなくて、レスが早いという印象があって。

一番の決め手はデザインですね。ツバメさんのオープンハウスに参加した時も、めちゃめちゃ良くって。

(奥さま)私たちの感覚に一番合う空間だったんです。

(ご主人)世代的にも感覚が合うなって。私たちが出す要望を聞いて担当の方が「こういう感じですよね」って理解が早いんですよ。

 

(ツバメ)空間作りはどのように進めていったのですか?

(ご主人)全体の雰囲気として、おしゃれにしたいというのはあったんですけど、便利じゃない空間は嫌だったんです。どうすれば生活しやすい空間になるのか、徹底的に生活の動きをシミュレーションして考えました。

(奥さま)夫は仕事柄、現場管理をやることもあって、工程を組んだり、物の位置とかこだわりが強くて。北海道旅行している間も、カフェに行って、3時間ぐらい図面と睨めっこして、「ここに電源だよね」とか、「ここは水を使うから素材は」とか、2人で話していました(笑)

(ツバメ)旅行中にですか!?すごい熱量ですね。

壁一面の躯体現しがアクセントになり、空間にリズムを作ります。

 

(ツバメ)広いリビング・ダイニングにする間取りは早い段階で決まっていたんですか?

(ご主人)元々あった和室とリビング・ダイニングを一つにすることは、最初から決めていました。

(ツバメ)一面の躯体現しが、木を基調とした空間を引き締めていますね。

(奥さま)着工直前に「できますか?」とお願いして。壁も天井も白だと、全体が真っ白になっちゃうのが嫌で。

(ご主人)アクセントクロスにする案もあったんですが、躯体現しにして正解でした。

 

ダイニング側の天井には木材を施し、リビングとの素材の違いでゆるやかにゾーニングしています。

 

 

(ツバメ)躯体現しとリンクしているキッチンカウンターも素敵です!

(ご主人)ツバメさんのオープンハウスで見た、モラートとリブ材を組み合わせたカウンターが気に入って、採用しました。

(ツバメ)見学した家の気に入った箇所を、そのまま取り入れることができるのもオープンハウスの魅力ですよね。

カウンターで座れるようにしているのも、お二人のご提案ですか?

(ご主人)コーヒーを飲んでくつろいだり、ワークスペースで働いている時の気分転換に、ここで仕事したりします。

(奥さま)そのためにコンセントも多めにつけました。カフェ感があって、気分を変えたい時とかにいいんですよ。

 

キッチンはグレーで統一。正面に見える両開きの扉は、冷蔵庫も収まるパントリーです。「ゲストが来た時も、キッチンに行かずに飲み物が取れるので便利です」とご主人。

 

 

(ツバメ)洗面室も、何度も動線をシミュレーションしたそうですね。

(ご主人)洗面台を広く取って、洗面器を中心からずらして二人で立てるようにしたり。洗濯の動線を考えて、洗濯カゴや洗剤を置く棚が洗濯機の上にあると便利だなとか、洗濯機から出したその流れで干せるようにアイアンバーを取り付けたりしています。

(奥さま)あと、来客があった時に洗濯機のスペースを隠せるように、ロールスクリーンをつけられるようにしました。洗濯機の場所は生活感が出るので。

(ツバメ)人が来るたびに片付けるのは大変ですよね。

(ご主人)とにかく、一日の動きを全部シミュレートして。本当に動線を考えるのが大好きで(笑)

(奥さま)彼は動線マニアなんです(笑)

カメラの背面にもクローゼットがあります。

 

(ツバメ)寝室は広めに取られていますね。

(奥さま)2つの個室があったスペースを使って、寝室と土間を設けました。寝室は、家族が増えることも考えて、クイーンサイズのベッドを置ける広さにしています。

(ツバメ)将来を考えた間取りになっているのですね。

寝室にクローゼットを2つ設けているのは、ご夫婦それぞれ分けて使えるようにということでしょうか?

(ご主人)そうです。同じタイミングで外出の準備をする時に、ぶつかり合わなくていいようにしました。

(奥さま)クローゼットの中は、それぞれが使いやすいように微妙に違う仕様になっているんです。私の方はワンピースをかけられるようになっていたり、本を置くスペースを設けたりしています。

 

ワークスペースは、寝室の扉を開けると個室になるようになっています。

 

(ツバメ)寝室とつながっているのがワークスペースです。

(奥さま)二人とも、週に数回、在宅ワークがあるので設けました。

(ツバメ)こだわりポイントを教えてください。

(ご主人)モニターとの距離感とか、キーボードを置いた時の広さを考えて、テーブルの奥行きにこだわりました。2回くらい修正してもらったと思います。

(ツバメ)土間側にある内窓が、おこもり感を守りつつ圧迫感を軽減していますね。

(ご主人)圧迫感を和らげる目的もありますけど、子供ができた時に玄関の出入りが見えるようにしたいというのがあって設けました。

 

奥に見えるリビングドアをガラス貼りにすることで、玄関と廊下の空間に生まれがちな圧迫感がなくなります。


玄関を入ってすぐのところにニッチを設けて、家を出る時に使う鍵や香水を置けたり、帰ってきた時に、ガジェットを充電できるようにしています。電源の配置など細かく考えられているのがポイントです。

 

2列あるフックは、上段がコートなどを、下段はバッグなどを掛けるために設置。将来を見据えて、下段は子供でも手が届く高さにしています。


モルタルの床と、木材の壁・棚を組み合わせて、他の空間とは異なる雰囲気に。

(ツバメ)玄関とつながっている土間は秘密基地みたいですね!

(ツバメ)玄関につながる土間は広く取られています。

(奥さま)動線でいったら一番こだわってる場所だと思います。

(ご主人)アウトドアやゴルフが趣味で、土がついたものを家の中に入れたくなくて。土間があると、そのまま収納できるので便利です。

(奥さま)子供ができたらベビーカーも置きたいので、その分スペースを多く取りました。

(ツバメ)土間って本当に使い勝手がいいですよね。

(ご主人)棚のサイズもこだわりました。大きいクーラーボックスやテントが入るようにサイズをツバメさんに伝えて。ただ、固定はせず可動棚にしました。柔軟性があったほうが、何かと便利だと思って。

これまでは、自宅には入りきらなくて、実家にも置いていたので何かと不便でした。今は、収納量がすごく増えて一か所に集約できたので、出すのもしまうのも楽になりました。

(ツバメ)収納スペースというより、秘密基地みたいですよね。

(ご主人)実は、当初置く予定になかったベンチを置いているんですが、ここで仕事することもあります。気分転換になるんですよ。

(ツバメ)ワークスペースに、キッチンカウンター、土間と気分を変えて仕事ができる空間が家にあるって羨ましいです。

 

 

(ツバメ)「ツバメのこうはい」のみなさまへアドバイスをお願いします!

(ご主人)自分たちの生活をイメージしながらレイアウトを考えるということですね。実際に生活する場所なので、「おしゃれだから」という基準で考えるのではなくて、一日の動きをシミュレーションすることが大事かなと。

(奥さま)どういう生活をしてるのかを、ツバメさんに伝えるといいと思います。こちらの提案に対して「こうするのもいいですよ」って、私たちの動きを踏まえた上で提案してくれるので。

(ご主人)見た目のデザイン性に関しては、ツバメさんからも提案してもらいました。「こういうのってかっこいいですよね」みたいな提案をたくさんしてくれるんですよ。私たちが気にしなくても、「こういう生活がしたい」と投げてしまえば、いい感じにしてもらえます。

(奥さま)早く皆さんにリノベの良さを知ってほしいですよね。こんなに自由度が高いって知らない方もいると思うんです。分譲マンションは大体作りが一緒ですけど、リノベは自分が住みたい空間が作れるからおすすめしたいですね。

(ご主人)自分がデザインしたことで、自分たちの持ち物だっていう気持ちがより強くなると思います。

(ツバメ)内山様のように、ご自身の生活をシミュレーションして、暮らしやすさを追求してできた空間ですから、分譲マンションとは段違いで快適ですよね。

ところで、ここを譲ってくれたご両親は、リノベ後にいらっしゃってるんですか?

(ご主人)実はまだなんです(笑)お披露目会してと言われてるんですけど。写真を見せた時は、「別の部屋だね」って言われました。私も、ここは実家なんですけど、知らない世界にいるような気分です。

(ツバメ)ご両親がいらした際には、是非感想をお聞かせください。

内山様、本日はお時間をいただきありがとうございました!

 

written by Ryota Asami