ツバメクリエイツの家づくりへの熱い想いを語るコラム「ツバメクリエイツの家づくり」。
お客様へのインタビュー「ツバメのセンパイ」だけでは伝えきれない、けれど、皆さまに知っていただきたい、リノベーションの楽しさや面白みについてお届けします。
◆理想の住まいは探すのではなく「自分でつくる」という考え方
世の中には素敵な新築マンションはたくさんあって、マイホームを持ちたい方々はその星の数ほどある物件から、自分の理想に最も近いたった1軒を選ぶという、大きな決断をされてきているのだと思います。
しかし、どんなに素晴らしいデザインであっても、新築マンションの場合、ほぼ規定内で設計されていて、いくつかのパターンの中から選ばざるを得ません。その中で自分の理想とすり合わせて妥協できる物件を購入して、その器に自分たちが暮らし方を合わせるというのが一般的なのではないでしょうか?
おそらく、コロナ禍に陥る前…5年位前までは人々の生活パターン自体も選択肢が少なく、それでも良かったのかもしれません。ところが、新型コロナは思った以上に我々の暮らしを変えてしまいました。「暮らしの多様化」が当たり前の世の中になってきたのです。
ツバメクリエイツは9年前の設立時より、そうした「暮らしの多様化」に沿った家づくりのご提案をし続けてきました。条件に近い家を探して買って、壊れたから修繕するのではなく、「リノベーションすることで自分の理想の住まいをつくる」という考え方です。
この確固たる方針をいままで貫けてきたのにはワケがあります。今回はそのワケをお話ししていきますね。
◆自ら実感してきたリノベーションの楽しさをお伝えしたい
ツバメクリエイツの目指す家づくりのモデルケースは、実は代表である村上の家づくりなのです。現在の住まいが3軒目の家で、そこに至るまでに4回のリノベーションをしてきました。
最初の家を購入することになったきっかけは自身の病気から。幸いなことに完治はしたのですが、それをきっかけに家を持とうと考えました。さまざまな条件に合ったのがさいたまの中古マンション。それを夫婦2人暮らしの間取りにリノベーションをして住み始めました。当時は二人とも店舗デザイナーとスタイリストとして企業に勤めていたため、リノベーションのデザインは自分たちで。そして、子どもが産まれてから、生活の変化に合わせてさらにリノベをしました。
その家で暮らした5年間でリノベーションの素晴らしさを知り、リノベーションの良さや楽しさを世の中に広めていきたいという思いから、ツバメクリエイツを立ち上げたのです。
◆リノベーションの楽しさって何?
自らの経験からとは言え、それで会社を立ち上げてしまうほどの楽しさとはどんなところなのでしょうか?
自分で考えてつくりあげていくクリエイティブな楽しさは当然あるはずですが、それを踏まえて、「結局、自分はこれが好きなんだよね」と自身の内面を再確認できるのもリノベーションの楽しさの一つだと村上は言います。
自分の中に潜在的に持ち続けている愛着。それが目に見える形で住まいに現れていく様を楽しんでいただきたい。そして、ところどころに置かれた愛着を感じつつ日々の暮らしを楽しんでいただけるのがリノベーションの良さなのです。
次回はその愛着を感じるリノベーションとは?を、お話します!
Written by Nagako Kato