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家族構成: ご夫婦 所在地: 東京都世田谷区
専有面積: 68.61㎡ 間取り: 2LDK
竣工: 2023年11月 築年月: 2000年9月

 

 

 

ツバメクリエイツで理想の住まいを手に入れたお客様のお住まいを訪問する企画「ツバメのせんぱい」。

今回は、東京都世田谷区でリフォーム済みの中古マンションを購入・リノベーションされたN様一家のご自宅にお邪魔しました。目の前に都内有数の広さを持つ公園があり、周辺環境の良さは抜群です!

都内の中層階物件にも関わらず十分に採光が取れていて明るい。

(ツバメ)本日は、よろしくお願いいたします。とても明るいお部屋ですね!

(ご主人)リビング・ダイニングがある西側は高い建物の建築が制限されているエリアなので、視界が開けているんです。

(ツバメ)確かに窓から見えるのは一軒家ばかりですね。

(ご主人)高い建物がないので、外からの目線を気にしてブラインドを閉めることもないんですよ。

(奥さま)2面に窓があるのも気に入ったポイントでした。ここを選んだ理由の一つは明るくて開放的な雰囲気があったので。
(ツバメ)都内では、なかなか見つからない好立地に建つ物件ですが、探されるのに苦労されたんじゃないですか?

(奥さま)3年間、毎日ネットで探していました。夫が見つけたんですが、急に「ここだ!」って叫び出して(笑)すぐ見に行ったよね。

(ご主人)出た当日に内見に行って、即決で契約しました。

(ツバメ)3年は粘りましたね。どのような条件で物件を探していたのですか?

(ご主人)駅や公園の近さ、日当たり、広さ、部屋数など絞っていました。あと新耐震基準を満たしていることも条件にしていたので、なかなか見つからなくて。

(ツバメ)物件を購入されてからツバメクリエイツにお声掛けいただいたんですよね。

(ご主人)予算が限られていたので、間取りを変えずにできる部分リノベをしてくれる会社を探していて。自分たちがやりたい雰囲気の施工事例がある2、3社を比較してツバメさんに決めました。

(奥さま)決め手はセンスと値段です。

(ご主人)予算に収まらないって話になった時に、ツバメさんは「予算オーバーでもやったほうがいい」じゃなくて、「予算に収めるのは楽しいですよね」って言うんですよ。

(奥さま)同じ目線に立ってくれている感じがしました。

(ご主人)ツバメさんは、私たちと同じ絵が描けて予算に関しても親身になってくれる。デザインと予算の両立ができるという印象です。

(ツバメ)自身の家をリノベしている社員が多いので、予算内に収める大変さや収まった時の喜びも知っていて、お施主様の気持ちと共感しやすいのかなと思います。

アアルトのスツールとHAYで購入したテーブルの組み合わせ。軽めの同系色の組み合わせに差し色としてオレンジのクッションを入れています。


鏡がかかった壁がワークスペースを隠し、仕事とプライベートを緩やかに仕切ります。正面の扉は収納スペースとして使用している個室。

(ご主人)距離が近くて話しやすくてフレンドリーで、こちらの意図を察して話してくれるのも良かったです。社長が直接お客さんに対応して、現場にも来るって珍しいですよね。すごく信頼できました。

(奥さま)あと、やりとりがLINEで対応が早かったですね。

(ご主人)対面の打ち合わせを何回かした後はLINEでやりとりをしていたのでコミュニケーションコストが良かったです。分からないこととか相談したいことが出てきた時にLINEだと気軽に聞けるんですよ。友達みたいな感じでした(笑)

右下の壁に設置されたコルクボードには、同棲してからこれまでにご夫婦が行ったお店で集めたショップカードやコースターなどが貼られています。

 

(ツバメ)間取りを変えずにリノベーションをされているんですよね。
(ご主人)リビング・ダイニングは元々広かったですし、個室も必要だったのでそのままです。間取りに関して不満はなかったのですが、私たちの好みと違う床材や建具などを変えました。

(ツバメ)リノベーションをするにあたってテーマはありましたか?

(奥さま)“ナチュラルヴィンテージ”って言っていました。夫が無印良品のナチュラルでシンプルな世界観が好きで。一方私は遊び心がある小物や手作り感のあるものが好きで。どちらもうまく取り入れられるのが”ナチュラルヴィンテージ”でした(笑)

(ご主人)ナチュラルな雰囲気を持つ施工事例が多かったというのもツバメさんを選んだ理由ですね。ナチュラルの点でいうと無垢フローリングが一番やりたかった部分で、大宮にあるツバメさんの本社で使われているものと同じものを採用しました。

(ツバメ)リビングボードや窓際にお皿や小物が置いてあって見ていて飽きないです。

(ご主人)妻の趣味が陶芸で、できた作品がどんどん増えていくんですよ(笑)

(奥さま)雑貨屋さんみたいな雰囲気にしたくて、ごちゃごちゃでおしゃれな空間を目指しているんです。DIYも好きで、ごちゃごちゃしたものが置けるようにヴィンテージ感が出るような棚を作りました。あと家具でいうと、天井の高さはそのままなので、圧迫感が出ないよう高さのない家具を置くようにしています。

クローゼットからテレビの手前までがウォークインクローゼットのスペースだったのを、なくしたことでリビング・ダイニングをより広くしています。

夫妻のリラックススペース。ここでレコードを聴いたり、コーヒーを飲んだり、読書をしたりと各々の時間を楽しむんだとか。


棚や窓の額縁に貼られたタイルは奥さまのDIY。ここに夫婦のコレクションや奥さまの作品が並びます。

(ツバメ)リビング・ダイニングにある、お二人のワークスペースが素敵です!

(奥さま)実は2度リノベをしていて、ここは2度目のリノベでつくったスペースなんです。元々クローゼットだったのを、最初のリノベで建具を外して私のワークスペースとして使っていて、2回目のリノベで造作の棚とデスクをつけて今の形にしました。

(ご主人)お互いリモートワークだったので、1度目のリノベをする段階で、ここに2人のワークスペースをつくりたいとは考えていました。ただ、リモート会議とかを考えると部屋を分けた方がやりやすいかなと思ってやめたんです。

(奥さま)私は料理をするのでキッチンに近いここで仕事をして。夫は静かに仕事ができる寝室にデスクを置いて仕事をしていました。でも夫から「ベッドが近くにあると寝ちゃうから嫌だ」と言われて(笑)

(ご主人)せっかく広い部屋があるのに、ほぼ1日寝室で過ごしているのも嫌だったんです。今は並んで仕事をしていて、どちらかが席を外さなきゃいけない時は、片方が寝室にあるデスクに移動しています。

(ツバメ)壁をくり抜いたような場所にあってリビング・ダイニングに出っ張っていないのがいいですね。

(ご主人)ダイニング側からはほとんど見えないですよ。なので、視覚的に仕事とプライベートを使い分けられるようになっています。

壁のオープンシェルフは飾り棚として設置。寂しくなりがちな白壁の程よいアクセントに。

クローゼットだった部分を活用したことで、壁がくり抜かれて設けられたように見えるワークスペース。

(ツバメ)本棚とデスクは造作なんですね。

(ご主人)棚は梁が目立たないよう、梁の凸凹に合わせて作ってもらいました。出っ張っているところに小さな本を置くと、梁に必然性が生まれるんですよ。

(奥さま)本棚のレイアウトは力を入れていて、色合いとか気にして配置しています。

(ツバメ)ナチュラルがテーマの空間は色が淡白になりがちですけど、本棚があると本が差し色になって程よく空間に色が入りますよね。

(奥さま)私のワークスペースとして使っていた時は、いつかなくすからと思って、見た目を気にせず購入した棚を置いたりしていたので、ここだけ全体の雰囲気と合わなくてずっと気になっていて。リノベして全体的に明るくなった気がします。

(ツバメ)キッチンの入り口がアーチ状になっていてかわいい!

(奥さま)どこかにアーチを入れたいと思ってツバメさんに値段を聞いたら「それほど高くない」と教えてくれて。ツバメさんが「それほど」というのは本当に高くないんです(笑)

(ツバメ)キッチンは全て変えているんですか?

(奥さま)まるっと変えました。最初は一番安くて一番ましなものを入れようと考えていたんですよ。でもツバメさんがクリナップと提携していて、安くグレードアップできることが分かって。おかげで掃除がしやすいガラストップにしたりできました。使い勝手はもちろんなんですが、見た目も気に入っていて料理をしていてすごく幸せです。

(ツバメ)個室はリビング・ダイニングに接している部屋と寝室の2部屋があるんですね。

(ご主人)リビング・ダイニングに接している部屋は、収納スペースになっています。

(ツバメ)寝室にはデスクがありますが、ここがご主人のワークスペースだったところですか?

(ご主人)そうです。今はリモート会議が夫婦で重なった時に1人がここに来て作業しています。

(ツバメ)2回目のリノベで、寝室にウォークインクローゼットを新設されていますが、暮らされていて不便があったのですか?

(ご主人)1回目のリノベで既存の建具を全て取り替えたのですが、寝室のクローゼットだけ外から見えないからいいかと思って、そのままにしていました。でも暮らしているうちに、唯一残っているここが気になってしまって。リビング・ダイニングにあるワークスペースを作るためにクローゼットを潰したので、その分の収納を補えると思って設けました。

(ツバメ)ウォークインクローゼットの一部は、元々クローゼットだったんですね。

(奥さま)それと寝室の一部も使いました。ベッドがぴったりになるように新しい壁の位置を調整して、通路とでしか使えてなかったスペースを活用しています。

(ご主人)クローゼットの時より2倍くらい収納に使えているので、リノベしてよかったです。

(ツバメ)1日の中で寝室にいる時間って多くないですから、それほど広さは必要ないのかもしれませんね。

寝室。背面にウォークインクローゼットがあります。

ウォークインクローゼットの棚はまるでお店のようなレイアウト。こんな空間なら毎日テンションがあがっちゃいます!

(ツバメ)洗面台のある脱衣所はシンプルでスッキリされていますよね。

(奥さま)グレーとホワイトで統一しました。リノベ前から可動棚があったので収納は必要ないと思って、洗面台は収納がないシンプルなものにしようとしていました。でも、検討していく中で、やっぱり収納は必要だとなって、収納スペースがある三面鏡や下に棚をつけたりしています。どう雰囲気を残しつつ、収納を作るかはすごく悩みましたが、今の形で満足しています。

(ツバメ)洗面スペースは、そこに置いておきたいものが意外と多い場所ですよね。毎日使う場ですし、使いやすさは重要なポイントだと思います。

右奥に見える可動棚は既存のものを活用。洗面台下にあるタオルなどを置く棚をつけるか悩まれたそうですが、使い勝手と見た目の良さが確保され奥さまも満足の空間に。

(ツバメ)「ツバメのこうはい」のみなさまへアドバイスをお願いします!

(ご主人)とにかくツバメさんと話すということでしょうか。レイアウトとか予算とか話すと納得する解決策が見つかるんですよね。ツバメさんは儲けようみたいなビジネス感がなくて信頼感があるんですよ。予算の相談をしていて、「これはお金がかかる」「これはかからない」みたいな話を素直に受け取れるんです。その点、ストレスがなくて良かったです。

(奥さま)2回に分けてリノベをするプランもありかなって思っています。やりきらずに一度住んでみて、気になったところを2回目のリノベで直すと納得感がありますね。

(ご主人)1回目は物件を早く押さえたいという気持ちと、予算との兼ね合いがあったんですよね。2回に分けたことで、気づかなかった点や予算に収まらなかった部分をリノベすることができました。

(ツバメ)次にやりたいことってありますか?

(ご主人)住み始めて1年経ちますけど、満足しているのでないですかね。カフェに行って過ごすより、テイクアウトして自宅で食べた方がいいなって思うぐらい気に入っています。

(奥さま)しょっちょう「いい部屋だな」って言っているよね(笑)

(ご主人)強いて言うならヌックに憧れています。最初、リビング・ダイニングにベンチを作る案もあったんですけど、優先順位が低かったのでやめたんです。でもチャンスがあればやりたいですね。

(ツバメ)弊社は自社工場で造作ベンチも作っているので、その際は是非お声がけください。

 

N様、本日はありがとうございました!

written by Ryota Asami