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家族構成: お一人暮らし 所在地: 埼玉県春日部市
専有面積: 62.81㎡ 間取り: 3DK→2LDK
竣工: 2019年8月 築年月: 1982年4月

 

 

 

ツバメクリエイツで理想の住まいを手に入れたお客様のお住まいを訪問する企画「ツバメのせんぱい」。
今回は賃貸版の記念すべき第1弾ということで、ツバメクリエイツが手がけたリノベ賃貸にお住まいのO様のご自宅におじゃましてまいりましたー!

webマーケティング会社を経営されるO様。仕事は専らリモートワークに。

(ツバメ)まず早速なのですが、お引越しのきっかけについて教えていただけますか!
(O様)新型コロナウィルス(以下、コロナ)がきっかけでしたね。
以前は、都内で1Kの部屋に住んでいたのですが、引越しをした2020年は、コロナの影響で外出することが極端に減り、家にずっといるような生活が続きました。仕事もリモートワークが中心となり、自宅に滞在する時間がかなり長くなったんですよね。
以前の部屋は、間取りが1Kだったので、仕事のオンとオフの切り替えがかなり難しく、そういった状況を早く改善したいなと考えるようになりました。もっと広い部屋に引越したいなという欲求が強くなり、引越しをすることにしました。

広く、明るく、開放的なお部屋。これまでにない快適性を手に入れたO様。

(ツバメ)1Kというと今よりもかなり狭い部屋だったんですね?
(O様)そうです。居住スペースでいうと、この部屋(寝室6帖でインタビュー中)と同じくらいの広さしかありませんでした。ベッドに座りながらローテーブルで仕事するみたいな感じで、今考えるとかなりしんどい生活でした。笑
(ツバメ)このコロナ禍でライフスタイルや働き方が変わったことが、引越しをするきっかけになられたのですね。

元々の和室を洋室化し、広いリビングダイニングを実現した。

(ツバメ)引越しを決意されてから、物件探しはどれくらいの期間かかりましたか?
(O様)そうですね。ちょうどGWの前後くらいから探し始めて2ヶ月くらいで決まったと思います。もうどうしてもあの空間から逃げ出したかったので。笑
webで探して2〜3物件くらいに絞って、その中でこちらの物件に入居することを決めました!
(ツバメ)比較的スムーズに決められたのですね。最終的に弊社が手がけたこちらの物件をお選びいただき、嬉しく思います!

(ツバメ)今回「リノベ物件」へのお引越しをされましたが、リノベ物件を中心にご検討されていたのですか?リノベ物件以外の物件も検討されていたのですか?
(O様)最初からリノベ物件ありきで物件を探していたわけではなかったのですが、この物件を内覧し、他にはない、この内装デザインがずっと強烈に印象に残っていたんですよね。他の物件も内覧したのですが、やっぱりこの物件に住みたい!と思い、最終的にこの物件に決めました。
(ツバメ)それは、非常に嬉しいです!ありがとうございます!
私たちも、他の賃貸物件にはない魅力をどう出せるかというところを、日々考えています。リノベ会社としてこれまで培ってきたノウハウを賃貸物件でも実践していきたいと思っており、そういった部分に共感いただけたことはとても嬉しいですね!

賃貸物件だからといって妥協しないデザイン。デザイン性の良さは、住み手の居住性・快適性の良さに繋がる。

(ツバメ)こちらの物件の決め手となったポイントはどういう部分だったのでしょうか?
(O様)そうですね。この全体的な雰囲気でしょうか!
細かい部分で言うと、
・特徴的なデザイン(パーケット)・素材の床
・一般的な壁紙でない壁面(木毛セメント板)
・木を使った天井
・おしゃれな家具付き
といった部分に惹かれましたね!

木毛セメント板の壁。その素材感も楽しめる。


賃貸では珍しいパーケットフローリングの床。

(O様)内覧時に、家具がコーディネートされていたので、住んだ時のイメージがかなりしやすくて、良かったですね。コーディネートされた家具は、そのままレンタルすることも購入することもでき、僕はラグだけ購入させてもらうことにし、それ以外の家具は貸してもらうことにし、今こうやって使っています!
(ツバメ)だいたい全ての部分を気に入っていただけているということですね!笑
家具のコーディネートは販売用の物件に限らず、今回のような賃貸物件でもやっています!やはり、おっしゃっていただいたように、家具があると、住んだ時のイメージをより具体的に持っていただけますよね!
セレクトする家具は、私たちの空間デザインのイメージに合うものを選んでいるので、空間をより良く見せるという意味でも一役買っていると思います。

天井には合板を。木のぬくもりを感じられる空間に。

(ツバメ)実際にお住まいいただき、ご満足いただいている部分について教えていただけますか?
(O様)もちろん、この室内の内装はとても気に入っているのですが、それに加えて、引越しを考えるきっかけにもなった、仕事とプライベート、オンとオフを空間的に分けられるようになったことが良かったですね!
これは1Kの部屋では絶対できないことなので。生活が一変しましたね!

窓際に設けられたワークスペース。

(O様)今は、リビングダイニングの一部をワークスペースとして使っているのですが、デスクとソファの間に棚を置くことで、仕事をする場(デスク側)とくつろぐ場(ソファ側)を物理的に分けています。そうすることで、オンとオフが意識的にも切り替えられています。
(ツバメ)たしかにおっしゃるように、間取り・広さが変わったことによる効果は絶大ですね!こちらの物件は、もともとの和室とDKを繋ぐことで広いリビングを実現しています。今のライフスタイルに合わせた間取り変更ができる点もリノベのメリットですよね!

デスク側とソファ側の間に棚を置くことで空間を分け、オンオフを切り替える。

(ツバメ)こちらの物件は、春日部市という都心から少し離れた場所にあり、また最寄りの春日部駅からも徒歩20分以上という決して利便性の良い立地とは言えない場所にあります。引越しに際して、こういった立地に対しての不安などはありませんでしたか?
(O様)仕事がほぼリモートワークになっているので、駅に行く機会が圧倒的に減りました。1週間に1回あるかないかくらいに減りましたね。なので、駅から離れているという立地に関しては、特に不便さは感じていません。

ストレスなく仕事に没頭できる作業スペース。気分転換に近くのカフェで仕事をしたりもする。

(O様)春日部市・春日部駅周辺はこれまで来たことはなかったのですが、実際に住んでみると住みやすい場所だなと思います。地元は大阪なのですが、大阪市から少し離れた場所で、東京と春日部の関係性にちょっと似てて、そういう意味でもそんなに抵抗なく馴染めました。笑
(ツバメ)たしかに、生活の中から「通勤」という行為がなくなると、「駅からの距離」という不動産業界では当たり前に使われている物件選定の条件の意味が薄れていく気がしています。「駅からの距離」という判断基準はなくなることはないと思いますが、もう少し他の選択肢が広がっていくような気が個人的にはしていますね。それこそ、他にない物件の魅力の部分であったり、周辺の住環境の良さだったりの部分ですね。

ソファやダイニングデーブル・チェア、テレビボードなどの家具は入居期間中無償で借りることが可能。

(ツバメ)以前の暮らしと現在の暮らしを比較して、現在の暮らしで満足している部分について教えていただけますか?
(O様)僕の場合、以前とはライフスタイルが大きく変わりました。そして、今のライフスタイルにとても満足していますね。
以前の生活は、都内でお店も多かったせいか、外食することも多く、飲んで帰ることも多かったので、家はただ寝る場所というような位置付けでした。
今は、こういう状況下ということもありますが、外食する機会も減り、移動もそこまでしないので、移動に使っていた時間を他のことに有効に使えていると思います。
仕事の効率も上がっているので、自由な時間が増え、その時間を趣味に使えるようになりましたね。料理が好きなので、自炊するようにもなりましたし、最近は、趣味でパンを焼くこともあります。

(O様)変わったことと言えば、以前は、できるだけ物を持たないような生活を送っていたのですが、今は逆に物を持つようになりました。「家での生活をより豊かにしよう」という気持ちが強くなっているからで、パンの焼けるオーブンを買ったり、スピーカーを買ったりと。
それと、これまでは缶コーヒーをコンビニなどで買って飲んでいたんですが、それはもう辞めました。豆を家で挽き、自分でコーヒーを入れるようになりましたね。そういう時に「暮らしが豊かになったな」と実感してますね。

部屋での暮らしをより充実したものにするために以前よりも物が増えた。

(O様)できない理由があったわけではなかったのですが、今まで出来てなかったことが、ここに来てから出来るようになったんですよね。時間と心に余裕が生まれたからかもしれません。笑
ここでの生活を送るようになってから、人生が豊かになったなと感じています。
(ツバメ)「人生が豊かになった」って最高の褒め言葉ですね!笑
都心居住も郊外暮らしも色々な暮らし方があって良いと思うんですが、都会に住むだけが正解じゃないよってことが、こうやって示せて良かったです。

(ツバメ)これから引越しを検討されている「こうはい」の皆さまへ「せんぱい」として何かアドバイスを頂戴できればと思います!
(O様)そうですね。「想像しているより、いいよ。」ということですね!
言葉で伝えるのが少し難しいんですが、やってみないと分からない気づきや発見、感じるものがあるんですよね。リモートワークができる人は積極的に僕のような暮らし方をしても良いのではないかなと思いますね!
ここでの生活に不便さがないわけではないんですが、不便さに勝る充実感がありますよ!
(ツバメ)貴重なアドバイスありがとうございます!
O様、本日はありがとうございました!

Written by Kazuya Kashimura