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家族構成: ご夫婦+お子さま1人 所在地: 埼玉県さいたま市
専有面積: 85.80㎡ 間取り: 4LDK→2LDK+WIC
竣工: 2025年3月 築年月: 1993年6月

 

 

 

ツバメクリエイツで理想の住まいを手に入れたお客様のお住まいを訪問する企画「ツバメのせんぱい」。
今回は、埼玉県さいたま市で中古マンションを購入・リノベーションされたS様一家のご自宅にお邪魔しました。新しく加わった家族や、これから加わる予定の家族を迎え入れる準備としてリノベーションを行いました。

(ツバメ)本日は、よろしくお願いいたします。まず、リノベーションをしようと思ったきっかけを教えていただけますか?

(ご主人)結婚した当初、新築戸建ての購入を検討していたんですが、立地だとかを考えているうちに時間が経って踏ん切りもつかなくて購入を中断したんです。

(奥さま)戸建ての購入に躊躇したのは、家の中に階段があるのが嫌だったというのがあります。戸建てなら平家にしたいけど、無理ならマンションがいいなって。

(ツバメ)年齢を重ねた時に、階段使うのが億劫になるという話を聞きます。ただ、平屋となるとある程度広さがある土地が必要ですし迷うところですね。

(ご主人)そのあと、子供ができたことをきっかけに自宅の購入を改めて考えた時に、マンションもいいんじゃないかって話になったんです。

(ツバメ)新築マンションを購入されるという選択肢はあったんですか?

(奥さま)なかったですね。新築マンションは鍵を開けた瞬間に価値が下がるって聞いて。それに、住んでいて不満が出てくるなら注文住宅のように内装を好きなようにできるリノベがいいんじゃないかって二人で話していたので。

(ツバメ)ツバメクリエイツは、どのような経緯で見つけていただいたんですか?

(ご主人)二人とも地元が一緒なのですが、地元の近くで家を見つけたいというのがあって、ツバメさんは大宮に事務所があって近くていいなと。過去の事例も良かったので連絡しました。

(奥さま)あとは物件を探してくれてワンストップでやってくれる点も選んだポイントです。内装も大事ですけど、物件探しで苦労していたので。ツバメさんは話を聞きに行って終わりじゃなくて、私たちの要望に合った物件が出たら連絡をくれていたんですよね。アシストをずっとしてくれていたのも良かったです。

(ツバメ)私たちはエリアに特化しているので、物件探しが得意というのも強みです。S様の場合、今の物件と違うところの購入を当初は検討されていたんですよね。

(奥さま)最初、ツバメさんから提案されたのが、家主さんが引っ越してからじゃないと内見できない物件で、話をもらってから時間が空いちゃったんですよね。そしたらツバメさんから、同じエリアにある今の物件を提案されて。

(ツバメ)こちらの物件は販売情報が一般公開される前に、ご縁があってS様にご紹介ができた物件でした。お買い物が近くでできて、お子様のために学校が近くにあるという立地と、日当たりや広さの条件がS様のご要望と一致していたのでご案内させていただきました。

(ご主人)ネットで毎日物件探しをしていたので、ここを紹介してもらって良かったです。

天井と壁一面の躯体現しはご主人がこだわったポイント。全体的にインダストリアルな雰囲気でまとめられています。

天井と壁一面の躯体現しはご主人がこだわったポイント。全体的にインダストリアルな雰囲気でまとめられています。


重厚な雰囲気を出すウォルナット。

重厚な雰囲気を出すウォルナット。

(ツバメ)リビング・ダイニングの天井や壁の躯体現しがかっこいいですよね!

(ご主人)躯体現しはお願いしました。夫婦が使う空間にお願いしていて、寝室とウォークインクローゼットもやっています。

(ツバメ)床も空間にぴったりです。

(ご主人)この雰囲気に合うよう、色を深いウォルナットにしています。明るい色も良かったんですけど、経年変化で深い色を出すんじゃなくて、今この色が欲しくて。

工事中に新たなアイデアが出てくるものの、やりたいことは決まっていたためベースがブレることはなかったと振り返るご夫婦。

工事中に新たなアイデアが出てくるものの、やりたいことは決まっていたためベースがブレることはなかったと振り返るご夫婦。

(ツバメ)リビング・ダイニングの上部にあるのはキャットウォークですか?

(奥さま)これから猫を迎え入れる予定なんです。賃貸で暮らす前から飼おうという話をしていたのですが、妊娠、出産とやっているうちに延ばし延ばしになって。

(ご主人)子供もある程度大きくなって落ち着いたので、リノベをする時に猫を飼う前提でプランを立てました。

(奥さま)子供に加えて、もう一匹増えてもなんとかなるなって(笑)

(ご主人)猫を迎えた時に居場所を作ろうということで、私たちが長い時間いるリビング・ダイニングにキャットウォークを設けました。

(ツバメ)ご家族の変化に合わせたリノベーションでもあったのですね。

 

今後加わる予定の家族のために、リビングドアには猫用のトンネルを設置。

今後加わる予定の家族のために、リビングドアには猫用のトンネルを設置。


全体の色調に合わせ、小上がりの畳はグレーを採用。

全体の色調に合わせ、小上がりの畳はグレーを採用。

(ツバメ)畳敷の小上がりはどちらのご提案ですか?

(奥さま)私です。提案しようか迷ったのですが、とりあえず欲しいもの全部言ってくださいってツバメさんから言われたのでお願いして。間取りが出てきた時に、広さの問題をクリアできるということで設けました。

(ツバメ)おもちゃが並んでいますが、主にお子様が使う場所なんでしょうか?

(奥さま)そうですね。絵本を読んだり、昼寝なんかは畳でしか寝てくれないですし。

(ツバメ)畳敷って気軽に横になれるのがいいですよね。特に小さなお子様がいらっしゃると重宝されると思います。小上がりは高さで皆さん悩まれるんですが、その辺りはいかがですか?

(奥さま)子供も使うので低い方がいいかなとも思ったんですけど、大人が結構座るんですよね。そう考えると今の高さが最適です。ソファに座るより、ここに座わる方がいいなって。あと畳の下が収納スペースになっていて、高さがあるとスペースもその分増えるのでよかったです。収納する場所ができたのも、小上がりを設けてよかったと思うポイントですね。

キッチンからパントリーを抜けて回遊できるようになっている。そのためパントリーは、キッチン用品や食材だけでなく、日常使いの物も収納されていて使い勝手がいい。

キッチンからパントリーを抜けて回遊できるようになっている。そのためパントリーは、キッチン用品や食材だけでなく、日常使いの物も収納されていて使い勝手がいい。

キッチンからダイニングまで床材を統一。

キッチンからダイニングまで床材を統一。

(ツバメ)リビング・ダイニングのモダンな空間作りに一役買っているのがキッチンです。

(奥さま)キッチンは最初からエバルトを使っている「GRAFTEKT」にすると決めていたのですが、ステンレスもいいなと思って最後まで迷いました。夫とも話し合って「GRAFTEKT」にして結果よかったです。

(ツバメ)たしかにステンレスもこの空間に合いそうですね。リビング・ダイニングと一体になっているので、キッチンの色と柄が違うと雰囲気がかなり変わったと思います。

実際に使ってみていかがですか?

(奥さま)ワークトップが広くて使いやすいですし、フラットなので掃除がしやすいです。すごく愛でて使っています。

(ツバメ)キッチンとパントリーを回遊できるのもポイントですね。

(奥さま)回遊できるようにしたことで子供がグルグル回ってます(笑)以前の住まいは収納が少なかったので、パントリーをつけてほしいとお願いしました。結構、収納できるのでまだまだ余裕があります。

 

見た目の軽さと掃除をしやすくするためオープンな収納に。

見た目の軽さと掃除をしやすくするためオープンな収納に。

(ツバメ)造作の洗面台を廊下に出しているのもポイントです。

(奥さま)廊下に出したことで視覚的に廊下が広くなりました。使い勝手もいいです。

(ツバメ)テクスチャーが全体の雰囲気にぴったりです!

(ご主人)テクスチャーもですし、ボールと天板の繋ぎ目は段差がないようにしたり、見た目と使い勝手の良さにこだわりました。

(ツバメ)段差がないのは見た目の格好良さもありますが、掃除もしやすそう。

(奥さま)蛇口の後ろ側を掃除しやすくするために蛇口を限界まで前に出したのもこだわりです。お手入れのしやすさは大事にした点で、浴室も鏡とか手すりとかなるべくつけずに掃除がしやすくなるようシンプルにしています。とにかく無駄をなくして、お手入れしやすいようにしたくて。

ウォークインクローゼットを設けたことで、衣類を畳む手間がなくなり時短になっているそうです。ここも天井を躯体現しにしています。

ウォークインクローゼットを設けたことで、衣類を畳む手間がなくなり時短になっているそうです。ここも天井を躯体現しにしています。

(ツバメ)脱衣所を広くとられていますよね。

(奥さま)隣の寝室にあったクローゼットのスペースを持ってきました。寝室は寝るだけだって考えたら収納スペースはいらないなと。

(ツバメ)広くされたのには理由があったんですか?

(奥さま)脱衣所に置くタオルや部屋着とか置くスペースを作りたかったんです。洗面室で使うものは洗面室の中で収納できるようにしたくて。生活動線をすごく考えて、どこに何を置くのかを決めて収納スペースの配置を考えました。

(ツバメ)お風呂に入る時に、タオルを持ってきてってことをしなくてよくなりますよね。どこに何を置くのか動線を考慮して決めると、物がなくなりにくくなるのもメリットです。

(ご主人)ウォークインクローゼットも、物を一ヶ所にまとめたいというのがあって設けています。

(ツバメ)寝室の天井と壁も躯体現しになっています。当初は天井だけだったと聞きました。

(奥さま)夫から全面躯体現しにしたいって言われたんですけど、それは嫌で。話し合って、当初は天井だけにしていました。

(ご主人)でも、工事途中の段階で寝室に行って、天井だけ躯体現しになっているのを見て、リビング・ダイニングに合わせて壁も躯体現しにしたほうがいいんじゃないかって思ったんですよね。

(奥さま)どうしても壁も躯体現しにしたいと言われて。全面は嫌だったので一面だったらということで今の形になりました。

(ツバメ)折衷案だったわけですね。

話し合いながら、ご夫婦ともに暮らしやすい空間を作っていく。

話し合いながら、ご夫婦ともに暮らしやすい空間を作っていく。


廊下の床材もウォルナット。新設した玄関のシューズボックスは他とは違い明るめの建具を採用した。プッシュ式で使っている部分の変色が目立たないようにという配慮から。

廊下の床材もウォルナット。新設した玄関のシューズボックスは他とは違い明るめの建具を採用した。プッシュ式で使っている部分の変色が目立たないようにという配慮から。

(ツバメ)「ツバメのこうはい」のみなさまへアドバイスをお願いします!

(奥さま)言いたいことは全部言ったほうがいいと思います。ちょっとでも欲しいと思ったことを、とりあえず言ってみるとどうにかしてくれるんですよ。リビング・ダイニングのバーチカルブラインドも最後の最後に言ったんですけど対応してくれましたし。

(ツバメ)一生に一度になるかもしれないリノベーションですので、可能な限りご要望に応えられるようにしています!

(ご主人)困ったことがあったら相談することですね。聞くとすぐに返信をくれたのはよかったです。悩んでいることとか、気になることもすぐ解決できました。

あと、妻と被るのですが、要望を遠慮せずに伝えることが大事だと思います。私たちの場合、物件探しで苦労する中でツバメさんに希望する内容を伝えたわけですが、ツバメさんと契約していないのに新しい物件が出たら知らせてくれて。物件が決まらなかったら先に進まなかったので助かりました。苦労した分、満足度が高い家なので帰ってきて楽しいです。

(奥さま)朝起きるのが楽しいって言っていますね。これが欲しかったっていう家ができたので。

(ツバメ)物件探しからご一緒させていただき、お二人が満足いただくご自宅になってよかったです!

S様、本日はありがとうございました!

written by Ryota Asami