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家族構成: ご夫婦 所在地: さいたま市浦和区
専有面積: 75.83㎡ 間取り: 3LDK→2SLDK
竣工: 2020年5月 築年月: 1991年2月

 

 

ツバメクリエイツで理想の住まいを手に入れたお客様のお住まいを訪問する企画「ツバメのせんぱい」。
今回は、さいたま市浦和区で中古マンションを購入・リノベーションされたT様ご家族のご自宅におじゃましてまいりました!

ご夫婦の好きがつまった空間。

(ツバメ)お二人が物件を購入されたきっかけについてお聞かせいただけますか!
(奥さま)直接的なきっかけというと難しいのですが、、、以前は、都内の賃貸物件に住んでいました。45㎡程度の広さがあり、二人暮らしには決して狭い部屋ではなかったのですが、暮らしていく中で、物が少しずつ増えていき、「少し手狭かも?」と思うようなことはありました。
結局賃貸には4年ほど住むことになったのですが、その間に入籍をし、そこで将来的なことも少しずつ考えるようになったんですよね。
お互いの会社が家賃補助のような制度があるわけではなかったので、「毎月支払う家賃がもったいないかも?」と思うようになり、「家賃を毎月支払うなら、購入した方が良いのでは?」と少しずつ思うようになっていきました。

出窓からは柔らかい光が入る。

(ご主人)住んでいた賃貸物件は、駅から近く、日常的な買い物ができるお店なども多く、生活環境が良かったので、とても気に入ってはいました。
ただ、先ほどの妻の話にあった経済的な部分もそうですが、「物件購入(+リノベ)によって、より自分たちの好きな住まい・暮らし方を追求しても良いのではないか」という気持ちが強くなりました。
(ツバメ)ありがとうございます。結婚というライフステージの変化をきっかけに、住まい・暮らし方をより意識してお考えになられたのですね!
金銭的なこともそうですが、物件購入+リノベで手に入れた空間は、通常の賃貸物件では得難い住まい・暮らしが手に入りますよね!

(ツバメ)物件探しはどれくらいの期間かかりましたか?また、どれくらい物件を内覧されましたか?
(ご主人)ツバメさんに最初のご相談に行った時が、物件探しを開始したタイミングだったのですが、そこからだいたい3ヶ月くらいで物件購入に至りましたね。
(奥さま)そうですね。一緒に内覧いただいた物件を含めて5物件程度だったかと思います。
(ツバメ)3ヶ月くらいだったんですね!3ヶ月、5物件で今の物件に出会えたというのは比較的スムーズに決められましたね。
物件を探す際に、いくつか自分たちの軸を決めていらっしゃる方は、物件探しが比較的スムーズかと思います。物件選びのポイントは何か決めていたのでしょうか?

バーチカルブラインドに反射した光がダイニングを優しく照らす。

(奥さま)そうですね。こういう物件が良いというイメージは持っていました。
・日当たりが良い
・風通しが良い
・70㎡以上の広さは欲しい
・WIC(ウォークインクローゼット)をつくりたい
・LDKを一体的な空間とし、カウンターキッチンにしたい
この条件を満たす物件を中心に探しましたね。

(ご主人)私はどちらかというと物件のデータ的な部分を軸に調べていました。
駅からの距離、物件の価格(周辺相場)、毎月の支払い額などです。
値段と物件の価値が見合っているのか?値段の妥当性のようなことも考えながら物件を選定していきました。
それから、ツバメさんから物件を選定する際のポイントを教えていただき、そのポイントもしっかりチェックしました。
数字的な部分しか見ていないように思われるかもしれませんが、周辺に自然があったり、公園があったりといった周辺環境の良さという部分ももちろんチェックはしました!笑
(ツバメ)奥さまはどちらかというとリノベの部分を、ご主人はどちらかというと物件そのものの価値についての部分をと、ご夫婦でうまく役割分担ができていたのですね!
素敵なチームですね!

(ツバメ)今回、「中古マンション+リノベ」という選択をされたお二人ですが、最初からマンション購入をご検討されていたのですか?戸建という選択はなかったのですか?
(奥さま)お互いの実家が戸建だったということもあり、「自宅購入=戸建」というイメージはありました。
ただ、私たちの希望条件の一つであった「都心に近い、駅から近い」という条件で希望予算内で戸建を探すと、「狭い敷地に建つ細長い3階建て戸建」のような物件しかなく、私たちの理想とする暮らしを実現できそうな物件ではありませんでした。
(ご主人)30年後とかずっと先のことを考えた時に、購入した物件にずっと住み続けるかどうか分からないなと思ったんですよね。「リセールするとなった時の売却のしやすさ」という観点で見た時に、戸建よりはマンションの方が市場性があるのかなとも思いました。
と言いつつも、この家に住んだ今、ずっと住みたいなと思っています。笑

(ツバメ)「狭い敷地に建つ細長い3階建て戸建」、、、よく分かります。。
同じ㎡数でも3分割されている分、空間的な広がりはフラットなマンションより感じられないですよね。
マンションの場合は、箱の中身をリノベーションすれば次の住まい手も新しい暮らしが始められる一方で、戸建の場合は、箱の中身だけというわけにはいかず、外壁の改修や場合によっては構造的な補強等の工事が必要になる場合もあって、次の住まい手も購入を留まってしまう場合もありますね。そういう意味ではマンションの方が市場性はあるのかもしれません。

白と木を基調とした明るい空間。

(ツバメ)今回はリノベすることを選ばれましたが、お二人の中で、新築という選択はなかったのですか?
(奥さま)新築は、あまり考えていなかったですね。一瞬だけ考えたのですが、内装の雰囲気が自分達が求めるものと違うなと思いました。新築物件は設備だったり建物全体の性能(構造的な部分など)は良いのかもしれませんが、室内の空間の質という点で、私たちには魅力的に感じませんでした。やっぱり私たちは、室内デザインを自分達好みにして、好きな空間で暮らしたいという気持ちが強かったです。

(ご主人)今世の中で販売されている新築物件は、どれも似たような雰囲気というか、無難なデザインで、室内デザインにこだわりたい私たちには合わないのかなと思いました。
それから新築物件は中古物件+リノベに比べて割高な気がしました。費用も抑えられて自分達の好きな空間に住めるならリノベだよねという結論になりました。
(ツバメ)もう全く同意見ですね。笑
マンションデベロッパーが一括で販売する物件の場合、なかなか一つ一つオーダーメイドで室内を作るということができないので、どうしても均質のものを多く供給するということになってしまいますよね。
それに比べてリノベの場合は、注文住宅のように一つ一つオーダーメイドで作って行きますので、多少の制約はありますが、自分達が望む空間を作ることができますよね!

(ツバメ)最終的にツバメクリエイツを選んでいただいたきっかけ・ポイントを教えていただけますか。
(奥さま)きっかけなのですが、知人のインスタの投稿でした。自宅のリノベの写真が投稿されていたのですが、とても素敵な室内だったので、詳しい話を聞きたいなと思い、思わずメッセージを送ったんです。色々話を聞くなかで、リノベ会社を聞くと、ツバメさんでした。
そこで初めてツバメさんの存在を知って、そこから色々と調べました。
他のリノベ会社さんの施工事例などもネットで調べ、リノベの雰囲気、イメージを確認していきました。
他の会社さんは、自分達の雰囲気に合う物件もあれば、合わない物件もあったのですが、ツバメさんの事例を見ているとどの物件も自分達のイメージに合うものばかりだったんです。

出窓はベンチのように座れる設えに。

(奥さま)ツバメさんは、直感的に、感覚が合うなぁという印象がありました。
実際にお会いし、お話をしてみると、意思疎通がスムーズでストレスなくリノベのお話ができたので、もうお願いしよう!となりました。
こちらのふわっとしたイメージを伝えただけでも、イメージ通りの内容が返ってくるので「同じ方向性・同じ感覚でリノベを進めていけるな」という安心感はありました。

(ツバメ)まさか弊社でリノベをしていただいた「せんぱい」のインスタ投稿がきっかけだったとは!それはすごく嬉しいきっかけですね!
これまでのコラムでご紹介させていただいた「せんぱい」の方々にもおっしゃっていただいている「感覚的に合うなぁ」とう感覚。これから理想の住まいづくりを一緒に進めていくチームとして、重要な要素ですよね!
ここが共有できていると良い空間ができると確信しております!

天井は白を基調にすっきりとした雰囲気に。

(ツバメ)今回のリノベでお二人がこだわったポイントを教えていただけますか!
(奥さま)そうですね。ウッドシャッター、キッチン、WIC、室内窓、洗面、ワークスペース、、、と列挙するとほとんどですね!笑
私たちは、新婚旅行でハワイに行ったのですが、その時に滞在した「ハレクラニ」の室内がすごく素敵で、二人ともとても好きだったんです。
今回のリノベでは、そのハレクラニのイメージをデザインの要素に取り入れたいと考えていました。
室内の雰囲気は、白をベースに木の温かみを取り入れるデザインにし、ワークスペースとリビングを遮る扉は、ハレクラニの室内にもあった、リゾート感のあるウッドシャッターにしました。

稼働間仕切りには、ウッドシャッターを。リゾート感をプラス。


ルーバーの角度が調整可能なため採光、風通し、外からの視線の調整が可能。

(ご主人)料理をするのが好きなので、キッチンの作業場が広く、片付けのしやすい機能的な部分が気に入っています。
もちろん木をベースにしたデザインもキッチンの存在感が際立って良いですね。それから食洗機を導入して大正解でした!ドイツのメーカー「Bosch」のものを採用したのですが、60Lの大容量なので、洗い物が格段に楽になりました!
(奥さま)WICは寝室側・廊下側(お風呂側)と二方向に入り口があるので、朝の準備や就寝前の準備の時に、動線的に便利だなと感じています。
それから、玄関(寝室)の室内窓はつけて正解でした!一般的なマンションの玄関には暗いイメージがあって、少しでも明るくしたかったんです。寝室の廊下側の壁に室内窓をつけたおかげで、玄関が明るくなりました!

木の質感が感じられるキッチン。


デザインだけでなく機能性も兼ね備える。


寝室に設けられた室内窓。

(ご主人)ワークスペースは作っておいて良かったなと思います。在宅で仕事をすることもあるのですが、二人で家にいる時に空間を分けられるので、二人が別々なことをしている時に重宝しています。来客があった際の臨時の寝室としても使えるので、使い勝手もかなり良いですね。笑
(ツバメ)完成した空間をこうやって見ていると、本当にお二人のこだわりがたくさんつまっている空間だなと思いますね!まさに理想のお住まいですね!

ウッドシャッターを開けるとそこにはワークスペースが。ひっそりと集中するには最適な広さ。

(ツバメ)逆にお聞きしたいのですが、これはやっておけば良かったという点はありますか?
(奥さま)そうですね。コンセントの位置と個数ですかね。。。もう少し多い方が良かったなと。
当初ご提案いただいた計画では、今よりもコンセントの個数が多い計画だったんです。なんですが、予算の関係で減らしてしまったんです。。
けど、実際に生活してみると、ここにあった方が良かったなという箇所がありまして。。
(ご主人)その時はしっかりと考えていたつもりでしたが、もう少し生活のイメージを膨らませながら家具の配置や動線計画を考えておくべきだったかなと、今となっては思います。
(ツバメ)なるほど。コンセント問題ですね。。たしかに、実際に暮らしてみないとなかなか想像しづらい部分ではありますね。ここに家電置きたい!とかありますよね。
とても参考になるご意見かと思います。ありがとうございます!

(ツバメ)最後になりますが、これからリノベを検討される「ツバメのこうはい」の皆さまへ「せんぱい」として何かアドバイスを頂戴できればと思います!
(奥さま)私たちもそうでしたが、色々な家の事例を調べてからリノベに臨むのが良いと思います!後悔がないように事例を調べ尽くして、事例からアイディアを取り入れる。これだと思います。

洗面下の収納は、高さが絶妙に計算され、スツールも納まる設計に。

(ご主人)最初はリノベの相談で訪問させていただいたのですが、リノベだけでなく物件探しからお手伝いいただけることを知り、私たちは物件探しの段階からツバメさんにご協力いただきました。
物件探しの段階からお手伝いいただくことで、購入前の段階からリノベのご相談ができた点、物件探しのポイントを勉強させてもらいながら物件探しができた点がとても良かったですね!
リノベをする前に、どういう物件を買えば良いのかということで悩まれているのであれば、まずご相談してみてはいかがでしょうか。
(ツバメ)非常に参考になるアドバイスをありがとうございます!
T様ご夫妻、本日はありがとうございました!!

Written by Kazuya Kashimura